Ein Sommer in Deutschland ―Erster Teil―
ドイツつてすてき!(読章版)

【人名・地名は原音に近いカタカナ表記にしています】

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Lektion1

空港での出迎え
 そこにやって来たのは誰ですか?そこにやって来たのはハイケ・バウアーとヴィリー・バウアー夫妻です。彼らは何をしているのでしょう?彼らはナカムラ・アキコをさがしています。どうして彼らはあんなに急いでいるのでしょう?アキコが待っているに違いないからです。アキコは学生です。彼女はこれからレーゲンスブルクでドイツ語を学ぶために、ハイケとヴィリーのところに泊まるのです。ハイケも学生でしょうか?いいえ、ハイケは主婦です。ヴィリーは旅行代理業をしています。彼はたくさん旅行しています。それにしてもアキコはどこで待っているのでしょう?ああ、あそこに立っているのが彼女ですね。ようこそいらっしゃいました!ヴィリーが質問し、アキコが答えます。ヴィリーとアキコはよく飛行機に乗ります。今、アキコは疲れています。コーヒーを飲めば目が覚めますよ。ハイケとヴィリーとアキコはコーヒーを飲みます。
 さて、出発です。アキコはあたりを見ています。彼らは川の流れに沿って走っています。川の名前はイザールです。ハイケとヴィリーは休憩所をさがしています。アキコも休憩したいですか?いいえ、アキコは居眠りしています。ハイケとヴィリーは彼女を家まで連れて行きます。


Lektion2

ホストファミリー宅玄関で〜居間で
 さて、ハイケとヴィリーとアキコがやって来ました。ハイケは家の鍵を持っていますが、それでもベルを鳴らしました。子ども二人が[ドアを]開けました。女の子はエーファといいます。彼女は九歳です。男の子はルーカスといいます。彼はもうすぐ六歳になります。「おまえたち、『こんにちは』は言わないのかい?」とヴィリーがうながしました。「ルーカス、おまえがフロント係だよ。お客様をご案内しなさい」子どもたちは笑っています。彼らはもてなし好きなのです。残念ながら、アキコはもう疲れています。でも明日アキコと子どもたちは一緒に遊びます。子どもたちはお客に部屋を全部見せました。家が大きくて、アキコは驚きました。
 エーファはコップを五つ持ってきました。彼らはジュースを飲みました。ハイケは魚とジャガ芋を料理します。ヴィリーはカバンとバッグを持っていきます。アキコと子どもたちは計画を立てています。バウアー家には自転車が六台あります。アキコも自転車をもらえます。彼らはどこへ行くのでしょう?子どもたちにはいろいろ考えがあります。明後日、彼らはアキコに町やその辺りを見せてあげるのです。遠足はきっと楽しいでしょう。


Lektion3

同級生・先生との会話
 「行かないで!ちょっと待って!」カルロスが呼びとめました。彼はスペイン人で、彼も語学学校に通っています。彼は誰を呼んでいるのでしょう?もちろんアキコですよ。どうやらカルロスには困ったことがあるようです。講座主任のグリム先生がいつも早口なのです。だからカルロスは彼の言うことがよく理解できません。彼はアキコに質問し、彼女に宿題を見せました。彼女はよろこんで彼の手伝いをしてあげます。彼女はすぐに間違いを見つけました。カルロスは語尾をしょっちゅう忘れたり、間違えたりしているのです。アキコは実に勉強家です。彼女は授業が大好きです。
 彼女は今グリム先生をさがしているところです。彼は図書館の担当です。そこでアキコとカルロスは彼を見つけました。文学の授業にアキコは興味があります。カルロスにも質問がありました。「どこでドイツ人に会えますか?学校の飲み会には誰が参加しますか?」グリム先生は彼らに情報を提供しました。それから、彼はカルロスにカセット数本を見せました。「誰がこれをなくしたのだろう?これは誰のものだろう?」当然!それはカルロスのものでした。


Lektion4

ドナウ河畔の散歩
 アキコはレーゲンスブルクに友人がいます。彼女の名前はアンナです。二人はドナウ川へ散歩に行きました。二人は石橋の上を歩いています。この橋は中世に由来するものです。アキコは「橋の小男」の物語を知っています。「橋の小男」は橋を象徴する人物です。この物語は何について語っているのでしょう?それは橋造り職人と聖堂造り職人の対立についての話です。どちらとも「俺の建築が先に完成するぞ!」と主張していたのですが、橋造り職人が勝ちました。彼は悪魔と契約を結んでいたのです。彼の橋は聖堂よりも早く出来上がりました。
 二人は川岸に沿って散策しました。二人は家や庭に驚いていた。ほとんどが、とても豪奢なものでした。アンナはこの道が好きなのです。こちらの別荘やあちらの別荘が、アンナとアキコには特に気に入りました。いったい誰があんな家に住んでいるのでしょう?アキコは時計を見ました。さあ、家に帰りましょう!


Lektion5

レストランで
 アキコとアンナはレストランの席をさがしています。このテーブルはよくないでしょうか?いいえ、快適そうですよ。アキコは喉が渇いていますが、お腹は空いていません。アンナはお腹も空いているし、喉も渇いています。あいにく、ウェイターがなかなか来ません。二人は待っています。店内にはお客が大勢います。この店は地元の人や学生にとても人気があります。食事がおいしくて安いからです。ここには観光客は来るのでしょうか?いいえ、というのも観光客はこの店をそう簡単には見つけられないからです。
 アキコは、とても喉が渇いているので、まず水を飲みます。アンナはワインソーダとミートローフとデザートを注文します。アキコは食欲が出てきたので、同じくミートローフを注文します。料理の名前は「うさぎもどき」ともいいますが、これは、兎肉ではないのに兎肉に似ているからなのです。ウェイターは、もうしばらく辛抱してくれるように頼みます。二人は承知しました。食事を待っているお客がまだ大勢いるのを見たからです。


Lektion6

郵便局で
 アキコは小包と手紙を郵便局へ持ってきました。郵便局員は送料と住所を確認します。どうも何か見落としているかも知れませんよ!小包の切手は足りていますが、郵便番号が間違っていました。アキコは宛名用紙に記入します。彼女がそこに郵便番号を正しく書いて、窓口の人が間違いの上にこの用紙を貼りつけるのです。
 アキコはさらに郵便振替口座からお金を引き出すつもりです。200ユーロが欲しいのです。彼女は自分のカードを渡して、暗証番号を入力しなければなりません。それで紙 幣が手に入りました。彼女は100ユーロ紙幣を1枚と50ユーロ紙幣を2枚欲しいのですが、もちろん郵便局員は彼女にその紙幣を渡しました。彼女はお札をしまって出ていこうとしました。待った!カードを忘れてはいけませんよ。


Lektion7

スーパー・週末市場で買い物
 明日はグリム先生の誕生日。彼は自分の授業の受講生たちと一緒に祝います。学生たちは野外パーティーがしたいのですが、たぶん雨になるでしょう。そこでみんなでレストランへ行きます。今、アキコは先生のためのプレゼントが必要です。彼女はアンナとスーパーへ行きます。何を買いましょうか?きっとグリム先生はワインならたくさん貰うでしょう。だからシャンパンを一本買います。
 さあ急ぎましょう。もう11時です。二人は週末市場へも行きます。そこには、レーゲンスブルクの太陽の下で育った新鮮な果物や野菜があるのです。アンナはアキコを、感じのよいお姉さんのいる売り場に案内します。そこにはいいものがたくさんあります[直訳;彼女には大きな選択の余地があります]。赤い梨がおいしそうですね。アキコは赤梨を1キロと、長い胡瓜を1本、レタスを2玉と、太ネギを3本買いました。


Lektion8

グリム先生の誕生パーティー
 乾杯!みんながグリム先生の誕生日に乾杯して、彼の幸せを願っています。先生は今日はとりわけご機嫌です。彼はもう若くありませんが、若い人たちと一緒にお祝いをするのは好きなのです。ワインもおいしいですが、グリム先生はもうそれ以上は飲みません。さもないと明日の授業ができなくなってしまいますから。一番ワインを飲んでいるのはカルロスです。彼はこのブドウジュースについて色々面白いことを知っています。スペインのワインはドイツのものよりも強いそうです。ドイツでは、カルロスは赤ワインより白ワインが好きです。モーゼルワインが一番お気に入りです。
 グリム先生は、若いみんながレーゲンスブルクを気に入っているか訊ねました。ええ、この町が気に入っていますとも。でもアンナは、多くの学生が大都市にばかり言ってしまうと嘆いています。アンナとアキコはそろそろおいとまします。グリム先生はプレゼントにお礼を述べ、二人が家まで無事に帰れるようにと言いました。


Lektion9

薬剤師との会話〜薬局にて
 アキコは病気です。ハイケがミュラー先生の病院へ電話をかけました。秘書が、患者の容態を訊ねました。ハイケの説明によると、アキコは昼に帰宅した時には顔色が真っ青だったそうです。食欲がなく、寒気がしてすぐにベッドに横になりました。おそらく熱があるのでしょう。ハイケはアキコを、ミュラー先生の診療時間に連れて行くことにしました。彼がアキコを診てくれるはずです。
 アキコは医者のところから処方箋を貰ってきました。アンナがアキコのかわりに薬局へ行きました。処方箋には、流感の薬のことが書いてあるのです。薬剤師によると、今週はこれがよく売れているそうです。今頃は風邪をひく人が多いのです。きっとアキコも語学学校でうつされたのでしょう。アンナは薬を貰ってアキコのところへ向かいます。アキコは大丈夫でしょうか?医者のところへ行ってから、また熱が上がったそうです。それでしばらく眠っていたようです。


Lektion10

ミュンヒェン旅行 駅とホテルにて
 アキコはアンナを週末にミュンヒェンへ連れて行きたいと思っています。アンナは本当なら3週間前にそこへ行くつもりでした。今、二人はレーゲンスブルク駅にいます。天気は悪いですが、天気予報では晴れになると言っています。2時間もすれば雨もたぶんやむでしょう。その頃にはミュンヒェンに着いているでしょう。二人は英国庭園に行くつもりです。アンナはそこで一度馬車に乗ってみたいと思っていたのです。雨が降った場合は、ドイツ博物館へ行く計画です。
 ミュンヒェンでアンナとアキコがホテルを探すのに長くはかかりませんでした。地下鉄に乗ればそう遠くはないのです。感じのいいフロント係が二人を出迎えてくれました。天気もだいぶよくなってきたようです。公園にするか博物館にするか、難しいところです。ミュンヒェンで過ごせる時間はとても短いのですから。


Lektion11

ホテルでのドイツ人との会話
 朝食の時、ドイツ人の夫婦がアキコとアンナのテーブルへやってきました。二人はヴァイアー夫妻だと名乗りました。二人は、アキコとアンナのテーブルがまだ全部ふさがっていないのに気付いたのです。二人は日本にとても興味があり、いろいろ質問をしてきました。日本では朝食に何を食べるのか?ミソスープはどうやって作るのか?アキコはドイツで何をしているのか?いつ帰国するのか?
 日本はヴァイア―夫人が行ってみたいと思う旅行先の一つです。日本にもロマンティック街道があると聞いたことがあるからです。そう、それはアキコにも案内できるルートなのです。そこを旅すれば、火山の景色や滝や温泉、お寺やお城を見ることができるでしょう。彼女もそこへ行ってみたいと思っています。でもまずは夫を説得しなければなりません。彼にとって、そんな旅行はキツイからです。


Lektion12

空港でのお別れ
 アキコにとってドイツでの時間ももう終わりです。バウアー一家はこのお客さんを空港まで送りました。ルーカスは大きな空港の、とりわけボーイング747機にはしゃいでいます。アキコによると、あれが世界で一番大きな旅客機なんだそうです。乗客400名を乗せることができるのだそうです。ヴィリーは、最高速度は時速970キロだろうと推測しました。
 ルーカスも一緒に飛行機に乗りたがっています。アキコも同感でした。できることなら、一家全員を連れて行きたいと。エーファはクリスマスには東京へ行きたいと言っています。でもアキコに時間があるかどうかはわかりません。バウアー一家が来てくれたら、いつでも案内してあげますよ、とアキコは約束しました。それからもう一つ:「アンナに私からよろしくと伝えてくれたらうれしいわ」「もちろん喜んで。またね、アキコ!よい旅を!」

おわり

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