ドイツ語(人間言語・人間福祉・心理) 2007年度
deutsche Sprache und europäische Kultur
Herzlich willkommen zu unserem Sprachkurs für Anfängerinnen! Machen Sie sich's gemütlich!    Wer fremde Sprachen nicht kennt, weiß nichts von seiner eigenen. (Goethe) 外国のことばを知らなければ、自分のことばのこともわからない(ゲーテ)
井浦伊知郎 IURA Ichiro, Ph.D.

Live! 写真をクリックすると München のラジオ(Energy 93.3MHz)がリアルタイムで聴けます

Wasserburg am Inn(井浦撮影)

⇒ドイツ語1・2(1年次)  ⇒ドイツ語3・4(2年次)


NHKテレビ「ドイツ語会話」 水曜 24:00〜24:25(再放送 月曜 6:00〜6:25)

ドイツ語1・2

(使用教室) 131教室(1号館3階)


(授業時間)  水曜日7・8 Mittwoch 14:50〜16:20
s.t.
 ドイツ語1(1年前期) 講義日程
 ドイツ語2(1年後期) 講義日程

(目標と概要)

シラバス完全版〔PDFファイル〕

 ドイツ語の初級文法の学習を通じて、ドイツ語を読み、書き、自分の言いたいことを簡単なドイツ語で話せるようになることを第一に目指す(独検4級相当)。第二にドイツ語だけでなく、最も身近な外国語である英語や、その他の外国語との比較対照により、自分の母語と異なることばへの視点や想像力を見につける。第三にドイツ語を通じてドイツ語圏の国々、さらにヨーロッパの多様な文化に対する知識と視野を広げる。

 あなたは「ドイツ語=ドイツのことば」と思っていませんか?
 ドイツ語はドイツだけでなく、ヨーロッパ大陸で9000万人(ロシア語につぐ第2位)、EU(ヨーロッパ連合)では最も多くの人々が話していることばです。ヨーロッパ以外のドイツ語話者を含めると、その世界使用人口はほぼ1億人で、日本の総人口に匹敵します。英語だけでなくドイツ語(或いはフランス語でも中国語でも)ができるということは、日本の外から情報を得る上で、きわめて強力な手段を持てることを意味します。
 そして異なることばを知る人ほど、自分の母語や他者のことばをより正確に理解し、論理的に考える力を手にすることができます。英語だけが外国語ではないし、アメリカだけが世界ではないのです。

 まったく初めての外国語を学ぶのに、週1回90分の授業だけでは絶対に足りません。毎日30分ずつでも自分の手で書き、声に出して読みましょう(そのために教科書にはCDがついています)。授業や試験の前日に何時間もやるのは長続きしません。少しずつ確実に続けるのが最も効果的です。
 期末試験直前に質問のための時間を作る予定ですが、わからないことは授業中でも沈黙せずに私に質問してください(質問されて気を悪くする教師はいません)。

(教科書)  『アクティブに使うドイツ語』(CD付)

(三修社 2700円+税 ISBN 4 384 12243 8)

(参考書)
 適宜、授業で指示します。ここでは、授業に必要ではないが、事前に読んでおくと面白いかもしれないものを紹介します;
(辞書)
 20〜30年前に比べれば、近年の学習独和辞典はどれも親切かつ良質です。書店に置いてあるものならどれを買ってもかまいません。ただし、次の二点にはくれぐれも注意してください;
1. ポケット版辞書など極端に小型のものは、語形変化や用例など学習に必要な情報が載っておらず、初学者には使いこなせません。ある程度学習が進んでから、あるいはドイツ語圏へ旅行する機会ができてからにしましょう。
2. ドイツでは1998年からドイツ語の新正書法(要するに新しいつづり)が採用されています。1998年以降に出版された「新正書法対応」の辞書を使うようにしましょう。時々、両親や親戚の学生時代の辞書を持ってくる人がいますが・・・親御さんには大変申し訳ないのですけれども・・・そんな古い時代の辞書は使えません。ちゃんと新しいものを買ってください。
 ここでは数ある辞書の中から、初級者向けで新しいものをあげておきます。他にも優れた本はあるので、各自が書店で手にとって内容を確認するのが一番です。実物を手にとって、自分に相性の良いものを選びましょう。なお、大学内の紀伊国屋書店ブックセンターで買うと割引があります。
    新アポロン独和辞典(同学社 4000円+税 ISBN 4810200043)
    新アクセス独和辞典(三修社 4000円+税 ISBN 4384000375)
    スタート独和辞典(三修社 3200円+税 ISBN 4384000197)
    エクセル独和辞典(郁文堂 2800円+税 ISBN 4261072610)
    パスポート独和辞典(白水社 2900円+税 ISBN 4560000611)

    パスポート独和・和独小辞典(白水社 2800円+税 ISBN 456000045X)
    身につく独和・和独辞典(三修社 2600円+税 ISBN 4385119651)

(評価方法) 筆記試験


ドイツ語3・4

(使用教室) 232教室(2号館3階 メディア教室)
(授業時間)  水曜日5・6 Mittwoch 13:10〜14:40 s.t.

 ドイツ語3(2年前期) 講義日程
 ドイツ語4(2年後期) 講義日程

(目標と概要)
 「ドイツ語1・2」の学習内容をふまえ、より実用的な視聴覚教材を用いてドイツ語の知識(独検3級相当)とヨーロッパ文化に対する理解を深める。

 「ドイツ語1・2」で学んだことも復習しながら進めます。1年次でうまくいかなかった人も、気持ちを切り替えて取り組んでください。今年の教科書は、満を持してのDVD付です。自習で活用しましょう。

(教科書)  『ドイツってすてき!(改訂版)』(DVD付)

(朝日出版社 2600円+税 ISBN 4 255 25286 6)

(参考書)
 適宜、授業で指示します。ここでは、文法を整理したい人向けに1冊だけ紹介します;

(辞書)  これまでの授業に使用したものでよい。中級以上の学習用としては、次のものがある;

    プログレッシブ独和辞典[第2版](小学館 3800円+税 ISBN 409515022X)
    フロイデ独和辞典(白水社 4000円+税 ISBN 4560000638)
    クラウン独和辞典[第3版](三省堂 4100円+税 ISBN 4385120102)
    新マイスター独和辞典(大修館書店 4200円+税 ISBN 4469012777)
    独和中辞典(研究社 4000円+税 ISBN 4767440203)

    和独辞典は特に必要ないが、買うなら次のものがおすすめ(というより現時点で使いやすいものはこれぐらいしかありません);
    郁文堂和独辞典(郁文堂 3400円+税 ISBN 4261072483)

(評価方法) 筆記試験



前期(Sommersemester)

ドイツ語1
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第1講(11.April 2007)
 授業の概要。
@本日授業で紹介した映像は次の通りです(クリックすると各言語の紹介ページが開きます);
  Détective Conan(仏)
  Detektiv Conan(独)
  名偵探柯南(中)(誤記ではありません)
  Le Château de Cagliostro(仏)
  Il Castello di Cagliostro(伊)
  Das Schloss des Cagliostro(独)
  Sailor Moon(独)
  Neon Genesis Evangelion(独)
  Mobile Suit Gundam Seed(独)
  Prinzessin Mononoke(独)

A授業後のアンケート結果は次の通りです(火・水合計);
 1.これまでに学んだ外国語
  英語      30(学校で習ってんだからそりゃ多いでしょう)
  中国語     7(時代の流れを感じます)
  韓国語/朝鮮語 5(上に同じ)
  イタリア語   2
  ドイツ語    1
  ロシア語    1

 2.これから学んでみたい外国語
  イタリア語   15
  ドイツ語    13(ありがとうございます)
  韓国語/朝鮮語 10(時代の流れを感じます)
  中国語     9(上に同じ)
  フランス語   7
  スペイン語   1
  ポルトガル語  1
  ロシア語    1
  他 少数意見(インドの方の言葉 どっかの部族の言葉)


第2講(18.April 2007)
 つづりと発音。英語ほど複雑ではないのでこの一回きりで済みますが、慣れるのには時間がかかります。自分でCDを聴いて、何度も声に出しながら自分の手で書くことで憶えましょう。
 ちなみにドイツ語の名詞は常に大文字で書き始めます。大文字だからといって固有名詞とは限りません。
 ドイツ語の挨拶。教科書には載っていませんが、ドイツ語の「こんにちは」は地域によって違います;
    Guten Tag!(北ドイツ・標準語)/Grüß Gott!(南ドイツ・オーストリア)/Grüezi(スイス)

 感謝の「ありがとう」が「ダンケ」なのは日本でも有名ですが、この Danke! は Ich danke Ihnen!(私はあなたに感謝します)の省略です。丁寧に言う場合には schön(美しい、きれいな)を添えて Danke Schön! と言います。返事は Bitte schön! です。また Vielen Dank! という表現もありますが、この場合は ×Vielen Danke! ではないので注意してください。
 また「さようなら」にも Auf Wiedersehen! の他に、より親しい間柄で使う Tschüs(←話し言葉なので、辞書によって綴りが異なることがあります)、南ドイツの Wiederschaun! や、主にオーストリアで使う Servus(サーヴィス!ではありません)などがあります。
 
お知らせ 教科書『アクティブに使うドイツ語』の入荷が遅れています。既に追加注文しており、来週以降入荷予定です。なお、一般書店に注文することもできますが、おそらく同じくらい時間がかかるので、未購入の学生は学内書店への入荷を待ってください。


第3講(25.April 2007)
 Lektion1。動詞の現在人称変化。
 まず基本中の基本;ドイツ語の動詞は語尾が変化します。動詞の原形(辞書に載っている形 正確には不定詞という)は -en で終わっているので、まずこの語尾を取り去り、残った部分に変化語尾をつけます。“kommen”や“lernen”や“trinken”とあれば、それは一旦“komm-”や“lern-”や“trink-”の形にして考えましょう。
    kommen

    語幹ごかん(変化しません) 語尾ごび(変化します)

 授業でも説明した通り、複数形=原形と考えてかまいません(今のところは)。複数2人称 ihr の変化も憶えなくてかまいません(あくまで今のところは)。まずは単数の1人称(ich)・2人称(du)・3人称(er/sie/es 他)についてしっかり憶えましょう。規則変化動詞としてkommen「来る(英 come)」、wohnen「住む(英 live)」、trinken「飲む(英 drink)」の例を書いてみましょう;
ich komme
ich wohne
ich trinke
du kommst
du wohnst
du trinkst
er/sie/es kommt
er/sie/es wohnt
er/sie/es trinkt

 くれぐれも×du wohnest とか×er trinket などと発音しないように。母音のないところに母音を挟む癖をつけないようにしましょう。「ヴォースト」とか「トリンケット」と読むこと自体も誤りですが、放っておくと自分で書く時にもそういう風に書いてしまいます。初歩の発音をなめてはいけません。
 明日の学生大会に関連して、授業で配布したドイツの大学議会の投票用紙はこれ(PDFファイル);


第4講(02.Mai 2007)
 Lektion1(続き)。動詞の現在人称変化、不規則なもの。
 名前、出身、住所、職業を尋ねる表現。同じ「あなた」や「君」でも、親しい関係(du)かそうでない場合(Sie)かによって主語も動詞も変わります;
    (どんな名?)Wie heißen Sie? / Wie heißt du?[注意!×heißst ではない]
     ―Ich heiße ....../ Mein Name ist ......
    (どこから?)Woher kommen Sie? / Woher kommst du?
     ―Ich komme aus ......
    (どこに?)Wo wohnen Sie? / Wo wohnst du?
     ―Ich komme in ......
    (何を?)Was machen Sie? / Was machst du?
     ―Ich bin ......

 be動詞(ドイツ語では sein )や have にあたる動詞(ドイツ語では haben )が若干、あるいはきわめて不規則なのはヨーロッパのどの言語でも同じです。ひたすら書いてそして声に出して憶えましょう;
ich bin
ich habe
du bist
du hast
er/sie/es ist
er/sie/es hat


第5講(09.Mai 2007)
 Lektion1(続き)そしてLektion2。動詞の現在人称変化、やや不規則なもの。
 Land と Nationalität と Sprachen の練習。ヨーロッパでは、国と民族とことばが一致しないことは、ちっとも珍しいことではありません。イギリスでは英語以外にウェールズ語やスコットランド・ゲール語やアイルランド・ゲール語が話されているし、スペインではスペイン語(正確には「カスティーリャ語」)だけでなくカタルーニャ語やガリシア語やバスク語など多くの異なる言語が使われています(特にバスク語は非常に興味深い言語です。フランスでも話されています)。ネットで海外サイトを検索して調べてみましょう。ここではほんの二例だけ;  今回出てきた動詞は、主語が2人称単数と3人称単数の時に不規則な変化をしますが、まずは「私は〜」の文例のみ。いくつか挙げておきましょう;
    Was machst du gern?......

    Klavier spielen → Ich spiele gern Klavier. ピアノ演奏
    Tennis spielen → Ich spiele gern Tennis. テニス
    Comics lesen → Ich lese gern Comics. マンガ
    ins Kino gehen → Ich gehe gern ins Kino. 映画通い
    Musik hören → Ich höre gern Musik. 音楽鑑賞
    einkaufen gehen → Ich gehe gern einkaufen. ショッピング
    Ski fahren → Ich fahre gern Ski. スキー
    Auto fahren → Ich fahre gern Auto. 車の運転
    Sport machen → Ich mache gern Sport. スポーツ
    Filme sehen → Ich sehe gern Filme. 映画鑑賞
    gern kochen → Ich koche gern. 料理

 定動詞第二位ていどうしだいにいについて。
 ドイツ語の単文(疑問文や命令文を除く)では人称変化した動詞(定動詞)が、常に文の二番目の要素になります。言い換えれば、その点を守りさえすれば、ドイツ語の語順は英語の文よりも自由だということです。例えば
    Ich lerne jetzt Deutsch.
     私は今ドイツ語を勉強しています。(最も自然な語順)
    Jetzt lerne ich Deutsch.
     今、私が勉強しているのはドイツ語です。
    Deutsch lerne ich jetzt.
     ドイツ語を私が勉強しているのは今です。
       (↑ニュアンスの違いがわかりますか?)
このように動詞 lernen の位置だけがつねに2番目です。


第6講(16.Mai 2007)
 Lektion 2(続き)
 動詞の現在人称変化(やや不規則)。
 次の動詞は、少しだけ不規則です。しかしよく見ると、2人称単数と3人称単数でしか不規則変化は起こっていません。
ich fahre
ich spreche
ich sehe
du fährst
du sprichst
du siehst
er/sie/es fährt
er/sie/es spricht
du sieht


第7講(23.Mai 2007)
 Lektion 2(続き)そしてLektion 3。
 名詞の性。不定冠詞と冠詞。


第8講(30.Mai 2007)
 Lektion 3。
 名詞の格。まずは1格(主語)と4格(直接目的語)。
 スウェーデン語やフィンランド語の話をしつつ、名詞を分類するカテゴリー=「性」について考える試み。
 ヨーロッパのほとんどの言語には、名詞を2つまたは3つに分類する基準があります。多くは(今はそうでないが昔はそうだった、というものもありますが)3種類で、冠詞の形や名詞の語尾などで区別されています。ちなみに、日本語や中国語や韓国語など、アジアには「数え方」によって名詞を分類する言語が結構あります(試しに身のまわりのものを何でも「〜個」で数えてみましょう。自分たちが普段いかに複雑な使い分けをしているか実感できるはずです)。
 問題は、その分類したグループの呼び方なんですが、まあ別に「A」「B」「C」とか「甲」「乙」「丙」とか、本質的には別に何だっていいのです。けれども昔の文法学者は自然界を見わたして、もっと洒落たネーミングを考えました。それが「masculine 男性」「feminine 女性」「neuter 中性」というグループ分けです。これは、日常生活でいう「男性」「女性」とは直接関係がありません。コーヒー(Kaffee)が男性名詞であり、ミルク(Milch)が女性名詞であり、ビール(Bier)が中性名詞であることはこれらの飲み物の性質とは何の関係もありません。冠詞の形で区別するので、一つずつおぼえていきましょう。なお、男性名詞の4格(直接目的語)の形に注意;

不定冠詞(英語の a に相当)
    
男性名詞
女性名詞
中性名詞
1格
ein Kaffee
eine Milch
ein Bier
4格
einen Kaffee
eine Milch
ein Bier

定冠詞(英語の the に相当)
    
男性名詞
女性名詞
中性名詞
1格
der Kaffee
die Milch
das Bier
4格
den Kaffee
die Milch
das Bier


第9講(06.Juni 2007)  Lektion 4。
 助動詞の用法。ドイツ語の助動詞は、基本的に英語の助動詞と同じような意味を持ち、同じような文法の構造で用いられます(他のヨーロッパの言語もおおむね同様です)。ただし、英語と大きく違う点が二つあります;
 @助動詞も人称変化する(しかも原形に比べると極めて不規則)。
 A動詞の原形は常に文末(どんなに長い文でも原形動詞は常に文の最後です)
  (文を書き換える時、変化形→原形に戻すのを忘れないように)
    I can play tennis.
    Ich kann Tennis spielen.

    You must learn German.
    Du musst Deutsch lernen.

    können(英 can)> kann
    müssen(英 must)> muss
    wollen(英 will)> will
    dürfen(英 may)> darf  
    sollen(英 shall)> soll
であることをまずおぼえて下さい。動詞の中にある赤い部分の母音を語幹母音といいます。sollen を除いて、語幹母音が不規則に変化しているので、まずは憶えるしかありません。また will の発音は「ウィル」ではありません(意味も英語の will とは少し違います。似ているのは形だけだと考えてください)。
 教科書の表を見ればわかるように、1人称と3人称の変化はまったく同じです。あとは du ...st であることを思い出せば単数の人称変化はすぐに作ることができます(複数形が原形と変わらないのは、普通の動詞の場合と同じです)
 möchten は助動詞 mögen(英 may)の変化した形ですが、今回は前者だけ使います。英語の would like to に相当し、丁寧な「〜したいのですが」という意味で使います。これだけは普通の動詞とほぼ同じ人称変化をします(でも1人称と3人称はやっぱり同じ形です)。

 教科書の図の通り、ドイツのみならずヨーロッパでは建物の2階(つまり天井のある所)から「1階」と数える場合がしばしば見られます。実際の1階はドイツ語で Erdgeschoss(「地上階」の意味Parterre とも)、フランス語では rez-de-chaussée(「道路と水平」の意味)、英語でもイギリスなら ground floor です。


第10講(13.Juni 2007)
 Lektion 4(続き)。
 助動詞 dürfen は「許可」つまり「〜してもいい」ですが、否定文では「禁止」になります。「〜してはいけません」ということです(「しなくてもいい」ではありません)。
 今回の例(Im Namen des Mondes werde ich...)で出てきた werden も助動詞です。主語が ich の場合は ich werde と規則的に変化しますが、du や er/sie の場合は(案の定)かなり不規則です。今すぐ使うことはありませんが、興味のある人は辞書で調べてみましょう。


第11講(20.Juni 2007)

ちなみに、その他の集計結果は次の通りでした(複数回答あり)。

    5 Prinzessin Mononoke
    4 Das Schloss des Cagliostro
    3 Nausicaä aus dem Tal der Winde
    3 Das Schloss im Himmel (Laputa)
    2 Kikis kleiner Lieferservice
    2 Chihiros Reise ins Zauberland
    1 Romeos blauer Himmel (Die schwarzen Brüder)           
    1 Alice im Wunderland
    1 Pokémon
    1 何でもいい
 これらの作品も後期以降にできるだけ見せます(全部、とはいきませんが)。


第12講(27.Juni 2007)
 Lektion 5。
@前置詞の用法の準備として「es gibtの用法」
 gebenの3人称単数形(不規則変化なので注意!)を用いたes gibt+4格 は「それが〜を与える」ではなく、「〜がある」という「存在」の表現で使われます。英語でいうThere is...の構文です;
    Es gibt einen Kiosk. キオスクがある。
    ×Es gibt ein Kiosk.
「キオスク」が1格(主語)ではなく4格(目的語)になっていることも大事な点(日本語で直訳できない!)ですが、もう一つ気をつけて欲しいのは、この構文が実際の文中ではしばしば語順を変えることです(動詞が文要素の2番目でなければならない、という例の規則があるからです);
    Wo gibt es einen Kiosk? キオスクはどこにありますか?
    Auf dem Marktplatz gibt es einen Kiosk. マルクト広場にキオスクがあります。

A前置詞と格の関係。
 例えば、「学食[の中]へ(行く)」や「学食[の中]で(食べる)」という表現をする時を考えてみましょう。「学食」は die Mensa で、女性名詞です(ちなみにラテン語の mensa「机」に由来する大学用語です)。前置詞は英語と同じ in ですが、これらの材料でどんな文が作れるかというと;
    Ich gehe in die Mensa. 学食に行く
    (これから学食へ向かう)

    Ich esse in der Mensa. 学食で食べる
    (すでに学食にいる)
前者の die Mensa は(1格でなく)4格、後者の der Mensa は3格の形になっています。このようにドイツ語では、それぞれの前置詞のうしろに置ける名詞の格が決まっているのです。

 どの前置詞がどの格を必要とする(日本のドイツ語教育業界では『格支配』といいます)かは、ひとつひとつおぼえていくしかないのですが、名詞といっしょに実際の文例でおぼえるのが一番です(といっても圧倒的に3格か4格で、2格はごく僅か。1格を使う例は絶対にありません)。上にあげた in は3格と4格のどちらも使える前置詞ですが、これには意味の違いがあります。ここで、よく似た別の例をよ〜く見比べてください。

    Ich gehe in den Park.( in+4格)「私は公園の中へ(入って)行く」
    (移動の「方向」 これからそこへ向かう)

    Ich bin in dem Park.( in+3格)「私は公園の中にいる」
    (「位置」 すでにそこにいる 移動完了)

 一方、3格か4格のどちらか一方しか使えない前置詞もあります。この場合は(当たり前ですが)上にあげた vor や in のような使い分けはありません。
    Ich gehe zu dem Automaten(男性名詞・3格).
    Ich gehe zu der Schule(女性名詞・3格).

もっとも、実際にはこうなります↓
    Ich gehe zum Automaten.
     私は自動販売機(のところ)へ行く。
    Ich gehe zur Schule.
     私は学校へ行く。

 このような「前置詞+定冠詞」の融合形の使われ方にも馴染みましょう。英語では見かけない用法ですが、使い慣れると便利です。融合しなくても間違いではありませんが、特に定冠詞の部分を強調したい場合(「(他でもない)その学校へ行くんですよ」など)以外は融合するのが普通ですし、何より融合形を知らないと他人のドイツ語を読む/聴く時に困るので、教科書の表に載っている分だけは憶えましょう。

 授業では「大学にバスで行く」という例を挙げました。「バス」は男性名詞 der Bus で、大学は女性名詞 die Uni(Universität の略)です。順々に文を作ってみましょう;

    Ich fahre mit dem Bus.
     バスで行く。
さらに「大学(die Uni)に行く」場合は、「in+4格」か「zu+3格」で、次のようになります。
    Ich fahre in die Uni. または
    Ich fahre zur Uni.
     大学に行く。
zurzuderの融合形です。
    Ich fahre mit dem Bus in die Uni. または
    Ich fahre mit dem Bus zur Uni.
     バスで大学に行く。
「バスで」の代わりに「電車で(mit dem Zug)」「自転車で(mit dem Fahrrad)」「バイクで(mit dem Motorrad)」「徒歩で(zu Fuß 無冠詞!)」などに置き換えることも可能です。

 ドイツ語で学ぶこうした前置詞の用法は、実は(英語以外の)ヨーロッパの言語にはごく普通に見られる現象です。例えば「前置詞+冠詞」の融合もこんな具合です;

    café à le lait → café au lait 「ミルクコーヒー、カフェオレ」(英語で直訳するとcoffee with the milk)
    spaghetti a la carbonara → spaghetti alla carbonara 「スパゲッティ・カルボナーラ」(正しくは「アッラ」が入ります)


第13講(04.Juli 2007)
 Lektion 6。命令形。
 動詞の命令形はきわめて簡単です。
    @相手が Sie の場合;
     Sie kommen. →→→ Kommen Sie!(主語と動詞を並べ替えるだけ)
    A相手が du の場合;
     du kommst. →→→ Komm!(主語も動詞の語尾も取り除く)
 ここで注意すべきなのは、Aの場合は du の人称変化なので、動詞が不規則変化形をもとに命令形になる場合がある、という点です。
    sehen の場合; du siehst → Sieh!
    lesen の場合; du liest → Lies!
    sprechen の場合; du sprichst → Sprich!
    ただし
    fahren の場合; du fährst → Fahr!【不規則変化なし】
 ちなみに、実は先々週の“Prinzessin Mononoke”の中にも命令形がありました。ほら美輪さんの、じゃなかったモロのあの名ゼリフですよ;
 Schweig Junge!(< schweigen 沈黙する Junge 若者)


第14講(11.Juli 2007)
 質問タイム(Sprechstunde)


期末試験 Prüfung(18.Juli 2007)


ドイツ語3
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第1講(11.April 2007)
 授業の概要。「ドイツ語1・2」の復習。


第2講(18.April 2007)
 Lektion 1。動詞の現在人称変化。
 テクストに出てくる動詞 rennen 、warten 、stehen 、heißen 、machen 、fliegen 、reisen などの人称変化がわからない人は教科書S.3、または昨年度の教科書を参照してください。
 またこのテクストには副詞を含む文がいくつかあります。これらの副詞は無くても文法上は支障ないのです(少なくとも相手に言いたいことは伝わります)が、それらがあることで話し手の微妙な感情を表現することができ、会話がなめらかになります。
    so(そんな、そう)→ Warum rennst du so schnell? どうしてそんなに急ぐのさ?[目の前の様子]
    sicher(きっと)→ Akiko wartet sicher schon. アキコがきっともう待ってるはずよ。[確信]
    schon(既に)→ Akiko wartet sicher schon. アキコがきっともう待ってるはずよ。[事態の完了、経過]
    nur(だけ)→ Wo steht sie nur? いったいどこにいるのかしら?[軽い苛立ち、困惑]
    vielleicht(おそらく)→ Dort drüben vielleicht. たぶんあっちじゃないかな。[推測、曖昧]
    noch(もう、まだ)→ Trinken wir hier noch Kaffee? コーヒーでも飲みますか?[追加]
    gleich(まっすぐ)→ Dann gehen wir gleich! じゃすぐ行きましょう。[即座]
    endlich(最後に、ようやく) → Gehen wir jetzt endlich? もうそろそろ行きましょうか?[待ちくたびれた感じ]

Auf Deutsch bitte!
1) Wie heißen Sie? Ich heiße Nakamura / Mein Name ist Nakamura.
2) Woher kommen Sie? ich komme aus Japan.
3) Was lernst du? Ich lerne Deutsch.
4) Spielst du gern Fußball? Ja, ich spiele Fußball sehr gern?


第3講(25.April 2007)
 Lektion 2。名詞の格。
 Pause machen のように「〜する」に相当する適当な動詞が思い当たらない時は、machen を使って何とかすることができます。
 決り文句で Mach schon!「早くしなさい!」とか Mach keine Sorge!「心配するな!」とか [Das] Macht nichts!「気にしないで」などがあります。Was machst du [denn] da? は「そこで何をしてる?」ですが、買い物時に Was macht's? と言えば「それは何をするの?」ではなく「おいくら?」となります。
 テクスト中の副詞 denn や vieleicht や ungefähr などには、会話をやわらげる効果があります。例えば道でトイレを探している時は Wo ist die Toilette? と言うよりも Wo ist denn die Toilette? と言う方が自然ですし、自分の答えに自信がない時は Ja, vielleicht... と言えばぼんやりした感じになります。

Auf Deutsch bitte!
1) Hier wohnt ein Mann / Ein Mann wohnt hier.
2) Der Mann heißt Bauer.
 [日本語を直訳して Der Name des Mannes ist Bauer. とする必要はありません]
3) Das Auto gehört dem Mann.
4) Aber das Haus gehört dem Bruder des Mannes.
 [『その男性の兄弟』は der Bruder des Mannes だが、その3格の形を作るときは最初の der Bruder を3格にするだけでよい]
5) Ich schenke dem Vater eine CD.
6) Sie schreibt der Mutter einen Brief.


第4講(02.Mai 2007)
 Lektion 3。動詞 sein と haben の人称変化がこの課のテーマですが、昨年度にさんざんやっているので別の話題。
 ものを指して「これは〜です」、或いは人を紹介する時に「こちらは〜です」という場合、ドイツ語では常に
  Das ist...
です。あとに続く名詞の性に関係なく das で始めてかまいません。ただし訳には気をつけましょう;
    Das ist Lukas.[固有名詞]「こちらはルカスです」
    Das ist Eva.[固有名詞]「この子はエーファだよ」
    Das ist ein Computer.[男性名詞・1格]「これはコンピュータです」
    Das ist eine CD.[女性名詞・1格]「これはCDです」
    Das ist ein Buch.[中性名詞・1格]「これは本です」

 固有名詞は問題ないでしょうが、普通名詞の時は1格、冠詞は不定冠詞(ein/eine)を用います。なぜなら、会話の中で始めて登場する情報だからです(でなければそもそも紹介しませんから)。定冠詞を使うと、文脈が変わります。
    Das ist das Buch.[中性名詞・1格]
     「これは(あなたが前からお探しの、その、例の)本です」


 人に「のど渇いてる?」と訊かれて「はい、わたくしは、のどが、渇いています」と丁寧な語順で答える人は余りいません、たぶん。「のどは渇いてます」と言う方が普通です。ドイツ語でも同じように、自分がまず言いたいこと(テーマ)を文頭に置くことができるのです;
    Haben Sie Hunger oder Durst?「おなかすいてる?何か飲む?」
    @基本語順(SVO)の文
    Ich habe schon ein wenig Durst.
    A「言いたいこと」を最初に移動させた文;
    Ein wenig Durst habe ich schon .「少しのどが渇いてます」

 これはすぐ次の Lukas と Akiko のやりとりの中の
    Jetzt bin ich müde.
も同じです。単に「疲れてる」のでなく「今は、疲れてるの(だから明日ね)」という文脈になっています。
 ただし「定動詞二位」をお忘れなく(上の文では habe と bin )。

Auf Deutsch bitte!
1) Was ist das? Das ist ein Computer.
2) Sind Sie Student/in? Ja, ich bin Student/in.[職業名は冠詞不要。]
3) Wie alt bist du? Ich bin zehn [Jahre alt].
 [ How old are you? I am ten [years old]. と語彙も語順もまったく一緒。]
4) Wo ist die Toilette?
 [ここで eine Toilette にするのは不自然。聞き手や話し手にとっては『(その場にあるはずの、特定の)トイレ』なので定冠詞をつける。]
5) Ich habe eine gute Idee.
 [誰も考えていない新しいことを考えつくのだから eine Idee に決まっています]
6) Hast du Geschwister? Ja, ich habe einen Bruder und eine Schwester.


第5講(09.Mai 2007)
 Lektion 4。名詞の複数形は名詞ごとに必ず辞書で確認すること。辞書によって表記の仕方が微妙に異なります。
 複数の格変化については、3格の場合にのみ注意すること。常に -n で終わります;

 定冠詞
@ Ø 型
A E 型
B ER 型
C [E]N 型
D S 型
1格 die
―e
―er
―[e]n
―s
2格 der
―e
―er
―[e]n
―s
3格 den
―n
―en
―ern
―[e]n
―s
4格 die
―e
―er
―[e]n
―s

 この課の会話中の単語を例にあげると、次のようになります;
    @ Ø 型;das Zimmer → die Zimmer / der Keller → die Keller / der [Dach]boden → die [Dach]boden / der Koffer → die Koffer (要するに単複同形)
    A E 型;der Fahrradausflug → die Fahrradausflüge
    B ER 型;das Glas → die Gläser / das Bad → die Bäder / das Fahrrad → die Fahrräder
    C [E]N 型;die Person → die Personen / die Küche → die Küchen / die Wohnung → die Wohnungen / die Tasche → die Taschen / die Kartoffel → die Kartoffeln
    D S 型;(この課にはありません) das Auto → die Autos / das Hotel → die Hotels

 何となく、名詞の語尾の形や性によってグループ分けされることにお気付きかもしれません。実際その通りなのですが、最初はたぶん普通に憶えた方が早いと思います。
 注意!教科書やこの欄ではいつも複数形に定冠詞 die をつけていますが、これはあくまでも複数形であることをわかりやすく示すためです。複数形を含む文を書く時、何でもかんでも“die”をつければいいってもんじゃありません。複数形が無冠詞で用いられる例も(文脈によって)あります。その点に注意して、次の問題解答を読むこと;

Auf Deutsch bitte!
1) Wie viele Kinder haben Sie?
 [この通り How many children...? と出だしの語彙・語順はまったく一緒です。]
2) Ich habe zwei Brüder und drei Töchter.
3) Er sammelt gerne Briefmarken.
 [なぜ『切手(複数)』が無冠詞なのか?というと、漠然と『切手』全般をさしているだけで、特定のものをさしているわけではないからです。]
4) Ich schenke den Kindern Bücher/ein Buch.
 [複数3格は den Kindern となる。『本』が複数か単数かは場面による。]


第6講(16.Mai 2007)  Lektion 5。不規則動詞の語形(die Form)の変化。語尾(die Endung)は規則的です;
ich spreche
wir sprechen
du sprichst
Sie sprechen
er/sie/es spricht
sie sprechen

ich sehe
wir sehen
du siehst
Sie sehen
er/sie/es sieht
sie sehen

ich fahre
wir fahren
du fährst
Sie fahren
er/sie/es fährt
sie fahren

ich treffe
wir treffen
du triffst
Sie treffen
er/sie/es trifft
sie treffen

 ご覧の通り、不規則なのは2人称単数と3人称単数の時だけです。唯一の例外は次の wissen で、1人称単数も不規則です;
ich weiß
wir wissen
du weißt
Sie wissen
er/sie/es weißt
sie wissen

Auf Deutsch bitte!
1) Ich fahre nach Deutschland, aber er fährt nach Frankreich.
2) Sprichst du Deutsch? Ja, ich spreche ein bisschen Deutsch.
3) Weißt du das schon? Nein, ich weiß noch nicht.
 [Das weiß ich noch nicht.『それは僕まだ知らないなあ』でもよい。]
4) Rufen Sie die Polizei, bitte!
 [『警察』は die Polizei と定冠詞で。理由は授業で説明します。]
5) Wiederholen Sie das noch einmel, bitte.
 [ちなみに『繰り返す』の意味の動詞 wiederholen は分離動詞ではないので Holen Sie...... wieder. とする必要はありません。]


第7講(23.Mai 2007)  Lektion 6。この課のポイントは人称代名詞の格変化ですが、それはそれとして、「ひと」の3格を用いる動詞 gehören「〜に属する」や gefallen「〜の気に入る」と人称代名詞を組み合わせた例文に注目してください。昨年度も説明したように、「ひと」を主語にしてはいけません。持っている「もの」が主語です(動詞の変化もその主語に合わせます)。
     Wem gehören die Kassetten?
     Sie gehören mir
      「このカセットは誰に属するか?」→「このカセットは誰のですか?」
      「それらは私に属します」→「それ、僕のです」

     Der Unterricht gefällt mir. または
     Mir gefällt der Unterricht.
      「授業が私に気に入ります
       /私に授業が気に入ります」→「私は授業が気に入っています」


 人間が主語とは限らないということです(いわゆる無生物主語の構文です)。次の文は、訳に注意が必要です(ちなみに das Kompliment は「おせじ」や「(こころにもない)愛想」といった意味で用いられることもあるので、気をつけましょう)。
     Das Kompliment freut mich.
      「ほめ言葉は私を喜ばせる」→「ほめてくれて(私は)うれしいです」

Auf Deutsch bitte!
1) Wem gehört das Fahrrad? Es gehört mir.
2) Wem gehört das Motorrad? Es gehört ihm.
3) Was gefällt euch? Das Computerspiel gefällt uns.
4) Was gefällt Anna? Der Film gefällt ihr.
5) Wem leihst du das Buch?


第8講(30.Mai 2007)  Lektion 7。前置詞の格支配・・・くだけて言うと「前置詞のうしろに来る名詞の格は決まっているのよ(しかも大抵は3格か4格なのよ)」ということを復習します。
 どの前置詞にどの格が対応するか、憶えることも大事ですが、実際の文では前後の語、特に動詞に着目して格を判断するように心がけましょう。授業ではキーセンテンスの部分しか説明しませんが、会話の他の箇所にも「前置詞+冠詞+名詞」の例があるので、ここにすべて紹介しておきましょう;

 Gehen wir an die Donau?
 Gehen wir zum (< zu+dem) Ufer.
 Laufen wir über die Steinerne Brücke?
 Ich stehe gerne auf der Brücke.
 ...von dort über die Stadt.[ dort は副詞なので格を気にする必要なし]
 Die Brücke stammt aus dem Mittelalter.
 Im (< in+dem) Stadtführer steht viel...
 ...einen Pakt mit dem Teufel...
 Die Brücke ist vor dem Dom fertig.[分離動詞 fertigsein が使われているが、ここでは気付かなくても問題なし]
 ...bei Gelegenheit...[これは決まり文句なのでそのまま憶えましょう]
 Steigst du mit mir auch auf den Turm?
 Ich wage es trotz deiner Bedenken.[うしろに2格が来る trotz のような前置詞は稀]

 前置詞との融合形 darindaranworauf (-r- は語調をととのえるための子音で、意味には関係ありません)や hinauf の使われ方にも馴染みましょう。英語では見かけない用法ですが、使い慣れると便利です。

 なお、本文に warten と erinnern という動詞が出てきます。辞書を引いて調べると、どちらも特定の前置詞を必要とすることがわかります。また erinnern が本来「(もの・ことが)思い出させる」の意味であることにも注意。英語の remind と同じです。

「何を待ってるの?」
→×Was wartest du? でなく ○Worauf wartest du?
 [待つ相手が『ひと』でも『もの』でも wo+r+auf を使います]
「あの像を見ると歴史を思い出す」
→「あの像は歴史を思い出させる」→Die Figur erinnert an die Geschichte
 [『私は歴史を思い出す』なら Ich erinnere mich an die Geschichte. と再帰用法にする]

Auf Deutsch bitte!
1) Wann sind Sie zu Haus[e]?
2) Ich gehe gleich nach Haus[e].[家の外で言う場合]
  ※ zu Haus[e] や nach Haus[e] は慣用句なので冠詞不要。
3) Wie lange gehen die Kinder noch zur Schule?
4) Worauf warten Sie? Ich warte auf Peter.
5) Worauf warten Sie? Ich warte auf den Bus.


第9講(06.Juni 2007)  Lektion 8。定冠詞類・不定冠詞類の性・格変化は表を暗記するより例文で理解しましょう。そもそも、冠詞とほぼ同じ語尾変化をするのですから、苦手な人はもう冠詞の変化をもう一度復習すること。
 頻度の高いもの(特に1格と4格)から先におぼえるのが効率的です。

定冠詞類
 diese Gebäude und Gärten sind...(複数・1格)
 welches Haus gefällt... dieses oder jenes(中性・1格)
 ...in solchen Häusern(複数・3格 名詞の語尾 "-n" にも注意)
 welchen Weg gehen wir...(男性・4格 この場合は gehen の目的語でなく、場所の副詞句)
 ich gehe... diesen Weg(男性・4格 この場合も gehen の目的語でなく、場所の副詞句)
 welche Uhrzeit haben wir(女性・4格)

不定冠詞類
 meine Lieblingsstrecke führt... (女性・1格)
 ...um ihre Villen(女性・4格)
 ...mit unserem Haus(中性・3格)
 ich finde eure Wohnung...(女性・4格 正確には euere だが、母音はしばしば脱落)
 ...auf deine Uhr(女性・4格)
 deine Mutter erwartet...(女性・1格)

 会話中で注意が必要な表現をいくつかあげておきます。

Meine Lieblingsstrecke führt hier am Ufer entlang.
典型的な無生物主語の構文。「私のお気に入りの道はここで岸のまわりで導く」なんて訳してはいけません。

Ich bin mit unserem Haus sehr zufrieden.
mit ..... zufrieden で「〜に満足する」です。

Ich finde eure Wohnung sehr gemütlich.
「○○を見つける」ではありません。「○○を△△だと思う」です。

Welche Uhrzeit haben wir? Wir haben jetzt genau 4 Uhr.
この wir haben の用法は We have (a) heavy snow this winter.「今年は大雪だ」における we have と同じです。日本語訳に出す必要はありません。

Deine Mutter erwartet uns bereits zum Kaffee.
この場合の「待つ」は「warten auf+4格」でなく「erwarten+4格」です。訳にも工夫が必要。「コーヒーを用意してくれている」ぐらいが自然です。

Auf Deutsch bitte!
1) Fährt dieser Bus zum Marktplatz?
2) Welcher Mantel gehört Ihnen/dir?
  Dieser Mantel gehört mir.
3) Das ist mein Vater, und daneben ist [es] meine Mutter.
4) Er lernt jeden Tag Deutsch. [時・場所の副詞句は4格]


第10講(13.Juni 2007)  Lektion 9。否定冠詞keinの用法。この変化そのものは1年次にもう学んでいます。不定冠詞 ein の語尾変化とまったく同じです。
 nicht は副詞であり、文や動詞を否定するものですが、kein は名詞を修飾する形容詞的なものです。従って「私は来ない」は ×Ich komme kein. でなく Ich komme nicht. です。「時間がない」は、否定語が名詞「時間」を修飾するわけですから Ich habe keine Zeit.(eine Zeit と同形)です。
 ちなみに Ich habe nicht Zeit. という言い方もできないことはありませんが、これは「私にあるのは時間ではない(そうじゃなくて他の何かだ)」という意味で、上の例とは少々異なります。

Auf Deutsch bitte!
[なお、形容詞 viel は名詞の前でもしばしば不変化]
1) Ich habe viel Zeit, aber keine Zeit.
2) Du hast viel Ziet, aber kein Geld.
3) Kommst du heute nicht? Nein, ich komme heute nicht.[ nicht heute でも可]
4) Kommst du auch heute nicht? Doch, ich komme morgen.
5) Ich frage einen Studenten nach dem Weg.[まず SVO の構文を作り、前置詞句を補う。ein Student の格変化にも注意]


第11講(20.Juni 2007)
 Lektion 10。さまざまな接続詞の用法。文頭に置くことによってうしろの語順が変わったり変わらなかったりするものがあります。キーセンテンスになっている文を例に挙げると;

従属接続詞 動詞を末尾に移動させます。
Ich trinke zuerst ein Glas Wasser. Ich bin sehr durstig.
→Ich trinke zuerst ein Glas Wasser, weil ich sehr durstig bin.

副詞的接続詞 文の先頭要素となります。この場合は「定動詞二位」を維持しなければならないため、動詞と主語の位置が入れ替わります。
Ich habe nicht so viel Hunger. Ich bestelle nur den Hackbraten.
→Ich habe nicht so viel Hunger, deshalb bestelle ich nur den Hackbraten.
  ↑要するに、後半部分の主語が動詞のうしろに下がっているのです。

 見方を変えれば、文頭に来ても動詞の位置に影響を与えない und や aber などの方が文法的には珍しいのです。

Auf Deutsch bitte!
1) Er ist noch jung, aber schon erfolgreich.
2) Er ist nicht mein Chef, sondern mein Kollege.
[ 英語の not A, but B の構文と同じ。なお Er ist kein Chef. だと『あいつは上司なんかじゃない!』になってしまうので注意]
3) Sie lernt fleißig Deutsch, deshalb spricht sie so gut Deutsch.
4) Wenn Sie fertig sind, rufen Sie bitte.
[下線部は後半でもよい。その場合は
  Rufen Sie bitte, wenn Sie fertig sind.]
5) Ich gehe zum Arzt, weil ich Fieber habe.
[下線部は前半でもよいが、その場合は
  Weil ich Fieber habe, gehe ich zum Arzt, . となる]


第12講(27.Juni 2007)
 Lektion 11。分離動詞の使い方については昨年度の授業で学習しています。ここでは、会話中に出てくる分離動詞と非分離動詞を挙げておきますから、各自確認してください。接頭辞と動詞本体の意味から、全体の意味を類推するのがコツです;
    [分離動詞]
    aus|reichen < aus「外、完了」+reichen「達する」
    aus|füllen < aus「外、完了」+füllen「満たす」
    auf|drücken < auf「上」+drücken「押す」
    mit|geben < mit「共に」+geben「与える」
    wieder|sehen < wieder「再び」+sehen「見る」(これも元は分離動詞なんですよ)

    [非分離動詞]
    überprüfen < über「越えて」+prüfen「試す」
    übersehen < über「越えて」+sehen「見る」
    verbessern < besser「より良い(gut の比較級)」の動詞形
    überkleben < über「越えて、上に」+kleben「貼る」
    durchschauen < durch「通して」+schauen「見る」

会話の中に lesbar という形容詞が出てきますが、これは動詞 lesen の語幹(les-)と接尾辞 -bar(英語 -able)から成る派生語です。他にも essen を使えば essbar(食べられる 旧綴りでは eßbar とも)のように、自分でいろんな派生形容詞を作ることができます(何でも、というわけではありませんが)。
 また“In Ordung”は英語で直訳すると in order ですが、それほど堅い意味ではなく「大丈夫、オーケー」といった意味でドイツ語圏では頻繁に使われるひとことです。“nett von Ihnen”も「ご親切に」という意味で、“Danke!”“Vielen Dank!”の別な言い方です。

Auf Deutsch bitte!
1) Um wieviel Uhr stehen Sie morgen früh auf?
[主語を適当に補うこと。stehst du や stehen wir でもよい]
2) Wie spricht man das aus?
3) Wo findet das Konzert statt?
[日本語は『開かれる』だが受動態にする必要なし]
4) Wo fährt der Zug nach Regensburg ab?
5) Wissen Sie, wann der Zug abfährt?
[wannで始まる従属節内の語順に注意。主節なら Wann fährt der Zug ab?]


第13講(04.Juli 2007)
 Lektion 12。助動詞の用法。

Auf Deutsch bitte!
1) Wo kann man hier wechseln?
[wo kann man…? は一般的な規則や習慣を問う時にとても便利な表現]
2) Darf ich fotografieren? [ Kann ich… でもよい]
3) Ich möchte das Paket nach Japan schicken.
4) Ich möchte zum Marktplatz fahren. Wo kann ich aussteigen?
5) Ich will Arzt werden.


第14講(11.Juli 2007)
 質問タイム(Sprechstunde)


期末試験 Prüfung(18.Juli 2007)



後期(Wintersemester)

ドイツ語2
第1講第2講第3講第4講第5講第6講第7講第8講第9講第10講第11講第12講第13講第14講試験


第1講(26.September 2007)
 後期授業の概要。前期の反省(?)。


第2講(03.Oktober 2007 ― Tag der deutschen Einheit)
 Lektion 7。予備練習。
 授業でも説明したように、ドイツ語の食材や料理名にはフランス語やイタリア語などの外来語(Fremdwort)が数多く含まれています。ドイツ語の授業で習ったつづりと発音の規則だけでは読めないものもあるので、マメに辞書を引きましょう(試しに仏和辞典や伊和辞典も使ってみましょう)。
※ 日本語でも、カボチャやテンプラやコンペイトウやカステラやバッテラやイクラやキムチは外来語です。何語なのかは自分で調べましょう。

 またこれらの名詞には地域差もあります。「ジャガイモ」は標準ドイツ語では die Kartoffel ですが、南部では der Erdapfel(直訳「大地のリンゴ」)ともいいます。ジャガイモを「○○なリンゴ」というのはドイツ語以外の言語にも見られる傾向で、フライドポテトもフランス語風に言うと pommes frites(pomme = pomme de terre「大地のリンゴ」)です(ドイツ語なら Bratkartoffeln「焼きジャガイモ」)。「クリーム」はドイツ語本来の語は die Sahne ですが(ただし、これも元をたどればラテン語ですが)、英語と同じ die Creme の場合もあります(ただし発音は[kri:m]ではありません)。


第3講(10.Oktober 2007)
 Lektion 7(続き)。
 買い物や注文の時には ich hätte gern ... を使います(もちろん ich möchte ... や ..., bitte! でもかまいません)。この hätte は動詞 haben の「接続法(今の時点では詳しく説明できませんが、まあ英語の仮定法みたいなものと考えておいてください)」です。
    Ich habe einen Apfel.
     「リンゴを持っている(現実)」
    Ich hätte gern einen Apfel.
     「リンゴを持っていたらいいなあ/いいのに(非現実)」→「リンゴが欲しいのですが(婉曲な願望)」
 副詞 gern は常に hätte の後につけてください。また、うしろの名詞は「目的語」なので4格にするのをくれぐれも忘れないように(特に男性名詞の場合は要注意)。
 また「おいしかったですか?」は Hat es Ihnen geschmeckt? ですが、これは 動詞 schmecken「味がする、おいしい」の現在完了形の文です(来年学びます)。es「それ」は料理をさし、Ihnen は人称代名詞 Sie の3格ですから、直訳すると「それはあなたにとっておいしかったですか?」となります。決まり文句なのでそのまま憶えましょう。
 Und schönen Abend noch! は Und ich wünsche Ihnen noch schönen Abend.(あなたに引き続きよい夜を望みます)を簡略にしたものです。店員が別れ際に使う表現で、日中なら Schönen Tag noch! です。


第4講(17.Oktober 2007)
 Lektion 8。
 Was ...... von Beruf?「お仕事は?」の表現。主な職業や役職名は男性か女性かで形が変わります。
 所有冠詞(所有代名詞ともいう)mein はうしろの名詞の性と格に合わせて meine や meinen のように語尾変化しています。つまりドイツ語で「私の〜」「彼女の〜」などと言う場合には、常にうしろに置かれる名詞の性と格(ついでに単数形か複数形か)に注意する必要があるのです。といっても、その場合の語尾変化は、実は不定冠詞 ein の語尾変化とまったく同じです。結局、すべては冠詞の格変化にゆきつくというわけです。
 ちなみに、このような変化は他のヨーロッパの言語にも共通に見られますし、形容詞でも同じような変化が起こります。たびたびくどいようですが、皆さんが高校まで学んできた英語にない方が珍しいのです;
    「私の父と私の母」
    (独) mein_ Vater und meine Mutter
    (仏) mon père et ma mère
    (伊) mio padre e mia madre
    (露) мой отец и моя мать
 そりゃもともと男と女だからだろうって?いえいえ、普通名詞にも性の区別があることをお忘れなく;
    (独) mein_ Tisch und meine Tasche 「私の机と私のカバン」
    (仏) mon livre et ma lettre 「私の本と私の手紙」
    (伊) mio vino e mia pizza 「私のワインと私のピッツァ」
    (露) мой словарь и моя матрёшка 「私の辞書と私のマトリョーシカ」


第5講(24.Oktober 2007)
 Lektion 8(続き)。形容詞を使って他人の正確や状態を説明する練習。
 Ich finde sie sehr attraktiv.の動詞 finden は英語 find と同起源の語です。 用法も全く同じで、@「〜を見つける」の他にもう一つ、A「○○○を△△△だと思う」の意味があります。この場合はもちろん、後者ですから「私は彼女を魅力的だと思う」→「彼女は魅力的だ」となります。


第6講(31.Oktober 2007 ― Reformationstag)
 Lektion 8(続き)。副文(従属節)の語順。
 例えば、「彼女は病気だ」と「彼女は病気だから来ない」を英語で書いても、語順自体が変わることはありません;
    She is sick.
    She doesn't come because she is sick.

 これがドイツ語になると、接続詞で導かれる部分(副文)の中では動詞が文末に移動します。これはドイツ語の特徴で、文の構造が複雑になるほどこうした語順になりがちです。込み入った文章を読む時には、必要な知識です;
    Sie ist krank.
    Sie kommt nicht, weil sie krank ist.

これは、副文内がどんなに長く複雑な内容になっても変わりません。
    Sie hat Tomaten im Supermarkt gekauft.
    「彼女はスーパーでトマトを買っていた」
    Sie ist spät gekommen, weil sie Tomaten im Supermarkt gekauft hat.
    彼女はスーパーでトマトを買っていたから遅刻した」

    Wir haben uns eine ganze Woche nicht gesehen.
    「私たちはまる一週間というもの会っていない」
    Er sagt, dass wir uns eine ganze Woche nicht gesehen haben.
    私たちはまる一週間というもの会っていない彼が言っている」


第7講(07.November 2007)
 Lektion 9。時刻の表現と分離動詞。
 英語にも get up や put off や get along with のように動詞を含む二語以上で特別な意味を持つ熟語がありますね(こういうのを英文法の用語では「群動詞」といいます)。一方、ドイツ語の分離動詞は、[前つづり+動詞本体]が合体した状態で辞書に載っており、実際に使う場合は(授業でホワイトボードマーカーやボールペンを使って説明したように)切り離し、決まった配列で使います。
 分離動詞を使って文を書くときは、次の手順に注意しましょう;
@分離した前つづり(an, auf など)を文末に置く(そらきた!)。
A残った動詞を主語にあわせて人称変化させる。初心者は、特にこのAを忘れがちなので注意しましょう(不規則動詞の変化形はこの際ちゃんと憶えましょう)。

 ここで、教科書に載っている完成された文から分離動詞を判別する一例をあげておきましょう。;

    Meine Vorlesung fängt erst um halb zwei an.

     @おや?文末の an って何だろう?
    Meine Vorlesung fängt erst um halb zwei an.

     A分離動詞かな?とすると、動詞の本体は fängt だから
    Meine Vorlesung fängt erst um halb zwei an.

     Bということは、分離する前の形は an + fängt だから
       anfängt

     C待てよ?この fängt は、人称変化しているはずだから(主語の meine Vorlesung は3人称だから)辞書で調べてみると;
       an|fangen「始まる、始める」


ちなみに halb zwei は「半分+2」ではなく、「あと半分で2」つまり「2-1/2」で「1時半」です。「2時半」と間違えて講義に遅れないように。
 もう一つ練習してみましょう;
    Der Zug fährt nach München ab.

     @おや?文末の ab って何だろう?
    Der Zug fährt nach München ab.

     A分離動詞かな?とすると、動詞の本体は fährt だから
    Ich fährt nach München ab.

     Bということは、分離する前の形は ab + fährt だから
       abfährt

     C待てよ?この fährt は、人称変化しているはずだから(主語の der Zug は3人称だから)辞書で調べてみると(調べなくても fährt > fahren は憶えておく必要がありますが);
       ab|fahren「出発する」

 とまあこのように、動詞本体が不規則なことがあるの(は既に前期で学んだ通りなわけですが)をくれぐれも忘れないように。


第8講(14.November 2007)
 Lektion 9(続き)。
    月名(すべて男性名詞) “im Januar”
    1月 Januar / 2月 Februar / 3月 März / 4月 April / 5月 Mai / 6月 Juni / 7月 Juli / 8月 August / 9月 September / 10月 Oktober / 11月 November / 12月 Dezember
     ※ オーストリアでは Jänner など、他にも地方により若干違う

    曜日名(すべて男性名詞) “am Montag”
    月曜日 Montag / 火曜日 Dienstag / 水曜日 Mittwoch / 木曜日 Donnerstag / 金曜日 Freitag / 土曜日 SamstagまたはSonnabend / 日曜日 Sonntag
     ※ 北ドイツ(ベルリン、ハンブルクなど)では Sonnabend

    季節名(すべて男性名詞) “im Frühling”
    春 Frühling / 夏 Sommer / 秋 Herbst / 冬 Winter


第9講(21.November 2007)

"Wer bist du? Ein schwarzer Rußkobold?"


第10講(28.November 2007)
 Lektion 10。動詞の再帰用法+再帰代名詞。
 まず動詞 vorstellen(紹介する ちなみに分離動詞)を用いた次の文から考えましょう;
    Ich möchte sie vorstellen. 私は彼女を紹介したい
 目的語が ihn「彼を」や dich「君を」でも同じことです。それでは、次の例は何と訳せばいいんでしょう?
    Ich möchte mich vorstellen.
    私は私を紹介したい
    私は自己紹介したい
 このように特定の他動詞に対して、「自分自身」にあたる代名詞(再帰代名詞)を目的語にして表現することがあります。このような動詞を再帰動詞といいます。ただし動詞自体は今までに学習した動詞と特に違いません。一つの動詞が再帰的に用いられることもあれば、そうでない場合もあります(最初はこまめに辞書で確かめましょう。「再」の字や "sich" の記号があれば再帰動詞です)。

 例えば「風邪をひく」と英語で表現する場合、"I catch a cold" ですが、ドイツ語では erkälten 「冷やす(形容詞 kalt から派生した他動詞)」を用いて「自分自身を冷やす」→「風邪をひく」と表現します。

    Ich erkälte mich.
    Du erkältest dich.
    Er/sie erkältet sich.
    ......
 主語が er や sie や Sie の時(要するに3人称)の再帰代名詞は sich です。ここだけは注意しましょう(だから辞書で再帰動詞を引くと、例文はたいてい sich と共に書かれています。4格の再帰代名詞を必要とするものは sich4、3格なら sich3 です。もっとも、初級で学ぶ再帰代名詞の多くは sich4 です)。
 また freuen は「△△が○○を喜ばせる」なので、「私は喜ぶ」とか「私はうれしい」は Ich freue. では不充分です(何もないのに自分で勝手に喜びだす人はいません)。「私が(何かの理由によって)私自身を喜ばす」で
    Ich freue mich.

とします。以下同様に;
    Du freust dich. 君は喜ぶ
    Er/sie freut sich. 彼/彼は喜ぶ
    Wir freuen uns. 我々は喜ぶ
    Sie freuen sich. あなた[たち]は喜ぶ
 動詞 setzen の場合はどうでしょう?この動詞は「〜を据える、座らせる」という意味の他動詞なので、「〜が座る」の意味にするためには、ひと手間かける必要があります。
    ×Ich setze auf den Stuhl.
     私は椅子に据える。(誰を?)
    Ich setze mich auf den Stuhl.
     私は私自身を椅子に据える。→ 私は椅子に座る。
    ※ そんなの面倒くさい!という場合には自動詞 sitzen を使うこともできます(くれぐれも i と e を間違えないこと)。ただしこの動詞は「座る」というよりむしろ「座っている」の意味なので、用法が少々違います。
    Er sitzt am Fenster. 彼は窓際に座っている。

※ 発展 再帰表現は日本語話者には馴染みにくいかもしれませんが、フランス語やイタリア語やスペイン語ではきわめて頻繁に使われます(そうでない英語の方がよほど特殊です)。この辺りのことばに興味がある人は、よく慣れておく必要があります。たとえば「私の名前は〜です」は、こうなります;

    (英)My name is Peter. 私の名前はピーターです。
    (独)Mein Name ist Peter. 私の名前はペーターです。
    (仏)Je m'appelle Pierre. 私は 私を ピエールと呼ぶ→私の名前はピエールです。
    (伊)[Io] mi chiamo Pietro . 私は 私を ピエトロと呼ぶ→私の名前はピエトロです。
    (西)[Yo] me llamo Pedro . 私は 私を ペドロと呼ぶ→私の名前はペドロです。

Übung 1(S.76)
[とりあえず病名は無冠詞で]
(1) Ich habe Grippe.
  インフルエンザなんですが。
  Sie müssen viel schlafen und dürfen nicht arbeiten.
  じゅうぶん睡眠をとって、仕事はほどほどに。
(2) Ich habe Durchfall.
  下痢なんですが。
  Sie müssen viel trinken und dürfen nicht fett essen.
  水分をじゅうぶん摂って、油っこいものは避けてください。
(3) Ich habe Rückenschmerzen.
  背中が痛いんですが。
  Sie müssen den Rücken warm halten und dürfen nichts Schweres heben.
  背中を温かくして、重いものを持ったりしないように。
(4) Ich habe Halsschmerzen.
  ノドが痛いんですが。
  Sie müssen heißen Tee trinken und dürfen nicht rauchen.
  温かいお茶を飲んで、タバコは控えて下さい。


第11講(05.Dezember 2007)
 Lektion 11
 ここには新しい文法項目はありません。ただ、「〜へ行く」の表現で、国名や地名によって用いられる前置詞が異なることに注意しましょう。例えば、冬休みにどこかへ行く場合;
    In den Winterferien fahren wir...
      nach Deutschland.
      in die USA.[複数名詞 United States of America だから]
      nach Bremen.
      ans Meer.[ an+das > ans ]
      an die Donau.[ in die Donau だと「ドナウ川の中へブクブクブク...」です]
      in die Türkei.
      nach Hokkaido.
      nach Wien.
      an die Alpen.[これも複数名詞]
      nach Zürich.

      an die Ostsee.
      in die Schweiz.[女性名詞 定冠詞をつける固有名詞]
      nach Berlin.
      nach Paris.
      an den Rhein.


第12講(12.Dezember 2007)
 Lektion 12。動詞の過去と現在完了をさらっと。詳しくは来年度に。


第13講(19.Dezember 2007)
Heute möchte ich Ihnen einen köstlichen Christstollen und einen spannenden Film(↓) anbieten.
Komm mit etwas zu trinken!


der Christstollen(量産型 ジュピター・シャレオ店とかで売ってます)

Fröhliche Weihnachten und ein Glückliches Neues Jahr!
Froue Weihnachdn und a Froos Neis Jōr!
¡Feliz Navidad y Próspero Año Nuevo!
Joyeux Noël et Bonne Année!
Noeliniz ve Yeni yılınız kutlu olsun!/Kurban Bayramınız kutlu olsun!
Поздравляю вас с рождеством/с Новым годом!
圣诞节乐!/新年好
Ĝojan Kristonaskon kaj feliĉan novjaron!
annum novum faustum felicem!

[上から 標準ドイツ語、バイエルン方言、スペイン語、フランス語、トルコ語、ロシア語、中国語、エスペラント、そしてラテン語]


第14講(09.Januar 2008)
 質問タイム(Sprechstunde)

注意!1月16日(水)は月曜日の授業です。


期末試験 Prüfung(23.Januar 2008)


ドイツ語4
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第1講(26.September 2007)
 後期授業の概要。


第2講(03.Oktober 2007 ― Tag der deutschen Einheit)
 Lektion 13。非人称の es を用いた例文。さらに助動詞 werden を組み合わせた例文。実際の会話では語順が頻繁に変わる(文が常に es で始まるとは限らない!)ので、柔軟に考えること。
    Es regnet.
    →Es wird regnen.
     →Es wird morgen regnen.
       →Morgen wird es regnen.

 非人称の es は、動作主が特定されない場合にも用いられます。例えば部屋の外でドアをノックする音が聞こえた場合、「誰が」ノックしたのかわからないのですから er や sie は使えません(man も不可です)。どうしても動作主を書きたい場合には jemand(英 anyone)を使います。
    Es klopft an die Tür.(an der Türも可)
     「ドアをノックする音がする」
    Jemand klopft an die Tür.(an der Türも可)
     「誰かがドアをノックしている」

 時間を問う表現は前期にも出ていたはずなので、確認しましょう(カッコ内の英訳はあくまで逐語訳なので、英会話で使ってはいけません)。
    Wie viel Uhr ist es?(直訳 How much time is it?)
    Welche Uhrzeit haben wir?(直訳 Which clocktime do we have?)
    Wie spät ist es?(直訳 How late is it?)

Auf Deutsch bitte!
1) Was werden Sie/wirst du in den Somemrferien machen?
2) In den Sommerferien werde ich ans Meer fahren.
[もちろん Ich werde in den Sommerferien ans Meer fahren.でもよい]
3) Jetzt regnet [es] nicht mehr.
[Es regnet jetzt nicht mehr.でもよいが、『今は』で始めると上のようになる。またこの時、文中に移動した es は省略できる]
4) Es gibt fünf Schulen in der Stadt.
[この der Stadt は3格。理由がわからない場合は Lektion 7 を復習すること]
5) Wie viel Uhr ist es jetzt? Es ist sieben [Uhr].


第3講(10.Oktober 2007)
 Lektion 14。この課のポイントは形容詞の格変化ですが、これについてはこちらで復習してください。→形容詞の語尾変化
 会話後半の買い物のやりとりには、実用的な表現が数多く含まれています。
    ich nehme 1 Kilo von ○○○ ...... ○○○を1キロください・・・
    ich nehme sie mit これらもいただきます。
    Ich möchte außerdem △△△ ...... それに△△△も・・・
    Haben Sie noch einen Wunsch? 他に何か?(Sonst noch [et]was? とも)
    Nein, danke! Das ist für heute alles. いいえ、今日はこれだけです。

Auf Deutsch bitte!
1) Das ist eine sehr alte Kirche.(不定冠詞形容詞+名詞 女性1格)
[副詞 sehr は形容詞 alt を修飾しているので、冠詞のあとに置く]
2) Der rote Rock gefällt ihr nicht besonders.(定冠詞形容詞+名詞 男性1格)
[動詞gefallen+3格の使い方を復習すること。「彼女」は3格]
3) Heute ist schönes Wetter.(形容詞+名詞 中性1格)
4) Anna arbeitet immer mit dem neuen Computer.(定冠詞形容詞+名詞 男性3格)
[mit+3格。動詞 arbeiten の単数3人称は arbeit-t でなく arbeit-et ]
5) Wir wünschen Ihnen eine gute Reise.(不定冠詞形容詞+名詞 女性4格)


第4講(17.Oktober 2007)
 Lektion 15。形容詞の比較級と最上級(最高級)。
 形容詞が比較級や最上級になっても、うしろに置かれる名詞によって語尾変化はくっつきます。しかしこの課ではそのことは余り問題になりません。むしろ、不規則な比較級や最上級に注意しましょう。特に最上級の am 〜sten はそのまま文の中に入れて使えるので便利。
 会話中の“alles Gute”は「おめでとう」の決まり文句で、見送り時の「お元気で」にも使えます。前置詞 zu のうしろに祝う内容を置くことができます(ちなみに Geburtstag「誕生日」は男性名詞なので zu dem Geburtstag → zum Geburtstag となります)。きちんと言う場合は“Ich wünsche Ihnen/dir alles Gute!”です。

Auf Deutsch bitte!
1) Die Donau ist länger als der Rhein.[比較級+als 〜]
2) Hans ist zwei Jahre älter als Peter.[比較級+als 〜]
3) Heute ist [es] nicht so warm wie gestern.[so+形容詞+wie 〜 の否定]
4) Die Zugspitze ist der höchste Berg in Deutschland.[定冠詞+最高級+名詞]
5) Das Wichtigste ist, dass du gesund bleibst.[後半の語順に注意!左の会話文の20〜21行目、アキコのせりふにほとんど同じ表現があります]


第5講(24.Oktober 2007)  Lektion 16。
 動詞の再帰用法( das Reflexiv )。まずは英語の復習をしましょう;

@たとえば英語でも「私はびっくりした」は I surprised... ではなく I was surprised... と受動態で表現します。なぜなら、動詞 surprise は「○○がびっくりする」のではなく「△△が○○をびっくりさせる」という意味の他動詞だからです。つまり、「びっくりする」と自動詞的にするには受動態にする他ないのです。これは interest「○○に興味を起こさせる」でも同じです。
Aまた「転んで怪我をした」と英語で表現する場合、I fell down and hurt myself. と oneself をともなって「自分自身を傷つける」→「傷つく」とします。似たような表現が可能な動詞に seat や give や revenge や behave などがあります(英和辞典で確認しましょう)。

 ドイツ語ではこのAと同様、他動詞的な意味しか持たない動詞があり、「自分自身」にあたる代名詞(再帰代名詞)を目的語にして表現します。たとえば freuen は「△△が○○を喜ばせる」なので、「私は喜ぶ」とか「私はうれしい」は
     Ich freue.
では不充分。「私が私自身を喜ばす」で
     Ich freue mich.
とします。こういう動詞を再帰動詞といいます。以下同様に
     Du freust dich. 君は喜ぶ
     Er freut ihn. 彼は喜ぶ
     Sie freut sie. 彼女は喜ぶ
     Wir freuen uns. 我々は喜ぶ
     Sie freuen Sie. あなた[たち]は喜ぶ
               …
 …実は、上の文は少し間違っています。主語が er や sie や Sie の時の再帰代名詞は sich です。ここだけは注意しましょう(だから辞書で再帰動詞を引くと、例文はたいてい sich と共に書かれてます。丸写ししないように)。というわけで正解はこうです;
     Du freust dich. 君は喜ぶ
     Er freut sich. 彼は喜ぶ
     Sie freut sich. 彼女は喜ぶ
     Wir freuen uns. 我々は喜ぶ
     Sie freuen sich. あなた[たち]は喜ぶ

さて会話文の「キーセンテンス」には4つの再帰用法が出てきます;

    Wie fühlen Sie sich in Regensburg?
     「レーゲンスブルクはどうですか」(直訳;あなたはレーゲンスブルクではどのように自分自身感じていますか)
    Leben Sie sich gut ein?
     「もう慣れましたか?」(直訳;あなたは自分自身慣れましたか)
    Ich freue mich ...
     「... でうれしい」(直訳;自分自身をよろこばせる)

ここで、 fühlen や freuen が再帰代名詞を必要とするのは(理屈で考えれば)まだ何となくわかるのですが、分離動詞 ein|leben に再帰代名詞が必須であることは、辞書などで確認しなければ(たぶん)わかりません。気をつけましょう。ちなみに英語の "I’m glad to see you." にあたる表現は、ドイツ語だとこうなります;
    Ich freue mich, Sie zu sehen!
        〃   Sie kennenzulernen!(分離動詞 kennen|lernen のzu+不定詞)

 カルロスのセリフに出てくる動詞 verlassen は本来「〜を後にする、去る」ですが、再帰用法としては「〜を頼りにする」という意味になります。
    Darauf kannst du dich verlassen.
    それについては君はあてにしていいよ
    (直訳「君自身をその場に置いていっていい」→「置いていっても大丈夫」→「まかせとけ」という風に連想してください)

 会話では Verlass dich darauf!(まかせとけ!)という表現もあります。

 さらに、会話の終わりの「感謝」の表現は、動詞が danken ならそのままですが、bedanken だと再帰用法にする必要があります。これはフォーマルな表現としてよく使われるので、言う時は(まあ初心者がすぐにドイツに行って使うとは思えませんが)間違えないようにしましょう;

    「○○○について感謝する」
    Ich danke [Sie] für ○○○
    Ich bedanke mich für ○○○

Auf Deutsch bitte!
1) Bitte setzen Sie sich!
2) Du musst dich beeilen.
3) Ich interessire mich für klassische Musik.
4) Wir freuen uns auf Weihnachten.
5) Die Gäste haben sich freundlich begrüßt. [sich begrüßen の現在完了形は haben …… sich begrüßt]

(おまけ)
Wir sehen uns wieder! → Wiedersehen !
私たちまた(お互いに)会いましょう → さようなら


第6講(31.Oktober 2007 ― Reformationstag)
 Lektion 17。
 今週と来週の二回にわたって、ドイツ語の「過去」の表現を学びます。動詞の過去形。
 まずは過去形の話。不規則なものが多いのは英語と同じです。決定的に違うのは;
    ●過去形もまた人称変化する

ということだけです。
 なお、英語に興味がある人はドイツ語動詞の「母音交替」の傾向が英語と似ていることに気付いていただきたい(全部ではないが)。
 例;(英)come ― came ― come  (独)kommen ― kam ― gekommen
   (英)give ― gave ― given   (独)geben ― gab ― gegeben
 授業で説明したように、ドイツ語では現在完了形で「過去」を表現することが普通なので、基本的に過去形は英語の時ほど頻繁には使われません(ドイツ人でさえ、過去形を間違えることがあります)。ただし@ sein や haben や助動詞では過去形がよく使われます。またA小説や物語(つまり現在と完全に切り離された『過去』)、あるいは新聞記事などでも過去形は好んで用いられますし、方言や年代によっても差があるようです。一般動詞の場合、外国人である我々は差し当たり現在完了形を使うのが無難です。

Auf Deutsch bitte!
(参考のため、現在形の文を最初に示します)
1) Sind Sie jetzt im Ausland? Ja, ich bin jetzt in Deutschland.
Waren Sie schon einmal im Ausland? Ja, ich war einmal in Deutschland.
2) Heute ist er krank. Er hat auch Fieber.
⇒ Gestern war er krank. Er hatte auch Fieber.
3) Nach dem Abendessen macht sie einen Spaziergang.
⇒ Nach dem Abendessen machte sie einen Spaziergang.
4) Er nimmt ein Taxi und fährt weg.
⇒ Er nahm ein Taxi und fuhr weg.


第7講(07.November 2007)
 Lektion 18。
 ドイツ語の現在完了形。まず、動詞の過去分詞が必要です。
 ドイツ語の動詞の過去分詞はあらゆる点で英語のそれと同じです。つまり;
  @「完了」と「受動態」の文をつくるのに使う
  A規則変化動詞の過去分詞は「ge-語幹-t
  B不規則なものもある
     lernen → gelernt[規則変化]
     kommen → gekommen[やや規則変化]
     fahren → gefahren[やや規則変化]
     sein → gewesen[まるっきり不規則]
     haben → gehabt[規則変化]

 ところで、分離動詞 zurück|kommen の場合はどうなるかというと、実は kommen の変化とまったく同じです;

  zurück|kommen → zurück|gekommen

 ただし besuchen などは一見すると分離動詞のようですが、実はそうではない(○Ich besuche Deutschland. であって ×Ich suche Deutschland be. ではない)ので、過去分詞も異なります;

  besuchen → besucht

 これを使って現在完了の文を作ってみましょう。英語の完了形は「have+過去分詞」ですが、ドイツ語でもたいてい・・・・haben過去分詞」です。

    Renate lernt Deutsch in der Schule.
    → Renate hat Deutsch in der Schule gelernt.

 なぜ「たいてい」なのか?実は、次のような動詞では「sein+過去分詞」だからです。

 sein( > gewesen )
 gehen( > gegangen )
 kommen( > gekommen )
 fahren( > gefahren )
 steigen( > gestiegen )
 .....

    Renate fährt nach Deutschland.
    → Renate ist nach Deutschland gefahren.

とこのように「移動」「変化」「状態」などをあらわす基本動詞では haben を使いません。実際の使用頻度が高い(しかも過去形・過去分詞の変化はどれも不規則な)ものばかりです。例文で使いながらおぼえましょう。
 もう一度、動詞の過去形と過去分詞の作り方をまとめておきましょう;

     規則動詞 lernen  → gelernt
     分離動詞 ankommen → angekommen
    非分離動詞 besuchen → besucht [ ge- はつけないのでくれぐれも注意!]
    -ieren型  studieren → studiert[上に同じ]

 ともあれ、今回をもって皆さんは「いま」や「これから」だけでなく、「きのう」や「けさ」や「汚れを知らない子どもの頃」のことをドイツ語で他人に説明できるようになるのです。

 ところで、今回の会話のキーセンテンスには、現在完了と過去完了の二種類があります;

    Diese Medikament habe ich diese Woche schon oft verkauft.(現在完了)
     「この薬を私は今週かなり売りましたよ

    Nachdem sie beim Arzt gewesen war, (過去完了)
     「彼女は医者に行ったあとで、
    hat sie starke Kopfschmerzen bekommen.(現在完了)
      彼女は強い頭痛になった
    Das Fieber war noch einmal gestiegen.(過去完了)
     「熱がまた上がった
    この文章で、「医者に行った」「熱が上がった」は、「頭痛になった」よりも前の出来事です。このように「過去」の出来事からさらに「過去」のことを表現する場合には過去完了形を使います(英語でも似たような話、聞いたことあるでしょう?)

Auf Deutsch bitte!
( 1) から 4) までは、参考のため現在形の文を最初に示します)
1) Ich lerne jetzt Deutsch..
 ⇒ Ich habe schon zwei Jahre Deutsch gelernt.
2) Sie schreibt mir einen Brief.
 ⇒ Sie hat mir einen Brief geschrieben.
3) Sind Sie jetzt in Wien? Nein, Ich bin noch nie dort.
 ⇒ Sind Sie schon einmal in Wien gewesen? Nein, Ich bin noch nie dort gewesen.
4) Heute Abend kommt er um elf Uhr nach Hause.
 ⇒ Gestern Abend ist er um elf Uhr nach Hause gekommen.
5) Sie hatte rote Augen. Sie hatte geweint.


第8講(14.November 2007)
 Lektion 19。
 ドイツ語の未来完了形と助動詞の過去形・現在完了形。
 キーセンテンスの文を、まず簡単な形に分解するとこうなります;

@wir sind in München angekommen. < ankommen
  「我々はミュンヒェンに着いた」
→Awenn wir in München angekommen sind,...
   「もし我々がミュンヒェンに着いた、・・・」(↑語順の変化に注意!)

Bder Regen hat schon aufgehört. < aufhören
  「雨はもうやんでしまった」(現在完了)
この文章に「未来」の助動詞 werden を挿入します;
→Cder Regen wird schon aufgehört haben.
   「雨はもうやんでしまっているだろう」(未来完了)

AとCを並べると、さらに一部(後半の助動詞 wird の位置が)変わり、教科書の通りになります;
DWenn wir in München angekommen sind,wird der Regen schon aufgehört haben.
  「もし我々がミュンヒェンに着いた、雨はもうやんでしまっているだろう

このDに「おそらく」という語を入れれば、未来に完了しているであろう事項をあらわす文ができあがります。
Wenn wir in München angekommen sind,wird der Regen wahrscheinlich schon aufgehört haben.
  「もし我々がミュンヒェンに着いた、雨はたぶんもうやんでしまっているだろう

 二つ目の文も同様に、簡単なものから始めましょう;
@ich fahre dort mit der Kutsche.
  「私はそこへ馬車で行く」
この文をまず「意志」の助動詞 wollen を使って書き換えます;
→Aich will dort mit der Kutsche fahren.
   「私はそこへ馬車で行きたい
さらに、全体を現在完了にします。この時、助動詞 wollen の過去分詞は原形と同形です;
 →Bich habe dort mit der Kutsche fahren wollen.
   「私はそこへ馬車で行きたかった
これに、他のいくつかの語を付け加えれば、出来上がりです;
  →Ich habe dort schon immer einmal mit der Kutsche fahren wollen.
   「私はそこへずっと前から一度は馬車で行きたかった

Auf Deutsch bitte!
1) In zwei Stunden habe ich den Brief schon geschrieben.(現在完了)
⇒ In zwei Stunden werde ich den Brief schon geschrieben haben.(未来完了)
2) Morgen um diese Zeit ist die Maschine schon in Frankfurt gelandet.(現在完了)
⇒ Morgen um diese Zeit wird die Maschine schon in Frankfurt gelandet sein.(未来完了)
3) Leider kann ich nicht eher kommen.(現在形)
⇒ Leider konnte ich nicht eher kommen.(過去形)
4) Leider kann ich nicht eher kommen.(現在形)
⇒ Leider habe ich nicht eher gekommen können.(現在完了形)


第9講(21.November 2007)
 Lektion 20。
 zu不定詞の用法。基本的な意味は英語のto不定詞と同じです。違うのは次の二点;
@「zu+原形」は句全体の最後・・・要するに文末。その結果、主な動詞が文末に移動するため(あくまでも偶然だが)語順が日本語のそれに近くなる。
A主節と不定詞句をコンマ( , )で区切る。これは読む分には便利です(どんな文でも区切るわけではありません)。
    Ich gehe ins Kino.
    映画館へ行く
            ↓
    Ich habe Zeit, ins Kino zu gehen.
    映画館へ行くための)時間がある」

    Haben Sie etwas zu trinkenessen?
    直訳「飲むための食べるための何かを持っていますか?」⇒「飲み物/食べ物ある?」


 ついでに会話文の「キーセンテンス」から、不定詞句を含む例を抜き出して、分析しておきましょう;

Wir haben vor, < vorhaben(分離動詞!)
+zwei Nächte zu bleiben.

Wir sind gekommen(現在完了!)
+[um] uns die Stadt anzusehen

das Wetter scheint < scheinen〜 〜に見える
+jetzt besser zu werden

Sie brauchen
+Ihr Gepäck nicht hinaufzutragen(また分離動詞!)

Ich lasse
+es Ihnen hinauf×bringen(やっぱり分離動詞!)
 [助動詞 lassen は英語の使役動詞 let に相当する。したがって文末の動詞はzu不定詞ではなく原形でよい]

Auf Deutsch bitte!
1) Anna hat vor, ime nächsten Monat umzuziehen.
2) Er scheint gar nichts zu verstehen.
3) Du brauchst mich nicht anzurufen.[ひと(4格)+anrufen]
4) Es ist nicht leicht, die Aufgabe zu lösen.
5) Er will nach Deutschland fahren, um Geschichte in der Uni zu studieren.


第10講(28.November 2007 dita e flamurit

授業で指摘したセリフは、日本語版では次の通り;
A それに、きちんと紹介もされてないのに、女性に声をかけるなんて失礼よ!
 [ ohne......zu+不定詞 の形]
B それをキキという人に届けて欲しいの。この前とってもお世話になったから。
 [ gewiss「ある程度の」は「〜とかいう人」の意 英語 a/an にも同様の意味]


第11講(05.Dezember 2007)
@Lektion 21。受動態。
 英語では「be+過去分詞」ですが、ドイツ語では基本的に「werden+過去分詞」です。werdenの人称変化は不規則なので、教科書の表で確認すること;
  Das Kaufhaus wird um 10 Uhr geöffnet.
   「デパートは10時に開店します」( geöffnet < öffnen『開ける』)

 さらに、英語と同じ感覚で「sein+過去分詞」にすると、少々意味が変わります;
  Das Kaufhaus ist von 10 bis 19 Uhr geöffnet.
   「デパートは10時から19時まで開店しています」(状態受動)
 今回の会話文の、最初のひとことも本来、状態受動の文です(ただし besetzt は形容詞として辞書にも載っています);
  Sind diese Plätze besetzt?
   「この席はもう埋まっていますか?」

 ドイツ語の受動態は英語ほどには頻繁に使用されません(語順が自由で、わざわざ受動態にしなくても目的語を文頭に置いた構文(O+V+S)が作れるからです)。他方、英語では他動詞の構文(S+V+O)でなければ受動態が作れないのですが、ドイツ語では自動詞の構文(S+V)でも受動態を作る場合があり、訳に工夫が必要です。これは多くの場合、「誰がそれをする/したのか?」という動作の主体を曖昧にする効果があります。
 必要なのは @文中で「werden(または sein )+過去分詞」の構造を見抜いて「あ、これは受動態の構文だ」とわかるようになること、Aそれを自然な日本語に訳せるようになることです。最初はAに注意してください(訳している途中で「日本語としてありえない」と思ったら、ためらうことなく書き直すこと!)。
 その点、今回の会話文には、訳に工夫が必要な受動態ばかり出てきます。キーセンテンスの部分に限ってみても;

Was isst man eigentlich in Japan zum Frühstück?
 「ひとは日本で朝食に何を食べるの?」
Was wird eigentlich in Japan zum Frühstück gegessen?
 「日本では朝食に何が食べられるの?」
 →「日本では朝食に何を食べるの?」
  (実質的な動作主が消え、漠然と「日本にいる人たちは・・・」という語感になる)

Aber man isst Toast und trinkt Kaffee.
 「でも、ひとはトーストを食べたりコーヒーを飲んだりする」
→ Aber es wird Toast gegessen und Kaffee getrunken.
 「でも、トーストが食べられ、コーヒーが飲まれる」(es は形式上の主語で訳せない)
 →「でも、トーストを食べたりコーヒーを飲んだりするよ」
  (実質的な主語が消え、漠然と「日本人は・・・」という語感になる)

Auf Deutsch bitte!
1) In Deutschland wird Deutsch gesprochen.
2) Mona Lisa wurde von Leonardo da Vinci gemalt.
3) Die Berliner Mauer ist im Jahre 1989 abgerissen worden.
 [現在形は Die Berliner Mauer wird im Jahre 1989 abgerissen.]
4) Der Fernseher muss repariert werden.
5) Am Wochenende wird nicht gearbeitet.
 [能動態は Am Wochenende arbeite ich nicht. など]

ALektion 22。関係代名詞。
 名詞を修飾する文(節)が関係代名詞と共に名詞のうしろに置かれ、文の中に埋め込まれたようになるという点では、英語もドイツ語も同じです。日本語から訳す場合には語順を工夫しなければならないという点も同じです;

    (日本語)木の下に立っている男は私の父です。
    (英語)The man who is standing under the tree is my father.

    (日本語)昨日のパーティであなたが見た男は私の父です。
    (英語)The man whom you saw in the party yesterday is my father.

    (日本語)これは私がこれまでに読んだ最も良い本です
    (英語)This is the best book that I have ever read.
    [日本語では修飾節が名詞の前方・文の左側←←←←)に来るが、英語やドイツ語では名詞の後方・文の右側→→→→)に来る傾向が強い。これは、日本語話者が英独仏語を学ぶ場合、非常に注目すべき発想の違いです!]


 以上の内容をよーく理解した上で、次のキーセンテンスの分析を眺めてください;
    @Der Sprachkurs ist im Oktober zu Ende.
     語学学校は十月に終わりです。
    Aich besuche den Sprachkurs in Regensburg.
     私はレーゲンスブルクで語学学校に通っている

    ここで、Aの文にいくつか手を加えます;
           ↓重複する名詞を削除
     ich besuche den Sprachkurs in Regensburg
           ↓残った定冠詞を文頭へ(これがそのまま関係代名詞になります)
     den Sprachkurs ich besuche in Regensburg
           ↓動詞を文末へ
     den Sprachkurs ich in Regensburg besuche

    最後に、この手を加えたAを@に代入(!)し、文を整えます;
     → Der Sprachkurs, den ich in Regensburg besuche, ist im Oktober zu Ende.
       私がレーゲンスブルクで通っている語学学校は十月に終わりです。


 ということで、関係代名詞で導かれる文節(関係節)を文の中に埋め込む構造は英語と同じなのですが、次の2点で英語と大きく異なります;
    @定冠詞が[ほぼ]そのまま関係代名詞になる。英語のように疑問詞( who や which )を使わない。
    A関係節内では動詞は文末(どこかで何度となく聞いたような話でしょ?)
     もう一つ付け加えると;
    B関係節はコンマで区切る。従って読む分には英語より読みやすい。

Auf Deutsch bitte!
1) Das ist das beste Buch, das ich je gelesen habe.
 [↑すぐ上に英訳があります]
2) Das ist das Auto, mit dem ich durch Deutschland gereist habe.
3) Das ist alles, was ich jetzt sagen kann.
 [この was は不特定のものを指し、「不定関係代名詞」と呼ばれます]

4) Siehst du die Frau dort? Ja, die kenne ich doch!
 [この die は前の die Frau を指します。「彼女」だから sie でもかまわないのですが、ドイツ語ではこのように定冠詞をそのまま単独で使うことができます(英語では不可能です;I know the woman → ×I know the.)]


第12講(12.Dezember 2007)
@Lektion 23。接続法I式。
 接続法I式は、動詞を現在形に似た形で超規則的に人称変化させることで得られます(不規則変化は一切ありません、ありがたいことに)。
 接続法の基本は「非現実の描写」です(逆に、これまで学んできた動詞の形態はあくまで現実の出来事を描写するもので、「直説法」といいます)。この課では「伝聞」「間接話法」の文に用いられています;
    Der Pilot sagte uns: „Das ist das größte Passagierflugzeug der Welt.“
    パイロットは私たちに「これは世界最大の旅客機です」と言った。
         ↓
    Der Pilot sagte uns, das sei das größte Passagierflugzeug der Welt.
    パイロットは私たちに、これは世界最大の旅客機だと言った。

英語の間接話法や仮定法と異なる点は二つ、いや三つ;
@The pilot said that... などの接続詞は不要(使うこともできます)
A...this was the biggest airplane in the world のような「時制の一致」は不要。
B動詞の形だけで「間接話法」であると判別できる(冒頭の Der Pilot sagte の部分が省略されても後半部分は理解可能ですし、書き言葉ではしばしば見られます)

え?上の例のどこが「非現実」なのかって?だってほら、「世界最大の旅客機です」と言っているのはあくまでパイロットであって、実はそうじゃないかもしれないでしょ?次の文でも「熱がある」と言っているのは Akiko であって、実はウソかもしれませんよ。従って接続法I式は新聞記事などで非常によく使われるのです。英字新聞ならぬ独語新聞を読みたい人には、必須の文法知識といえましょう。

    Akiko sagte: „Ich habe Fieber.“
    アキコは「私、熱があるの」と言った。
         ↓
    Akiko sagte, sie habe Fieber.(×sie hat...)
    アキコは(自分は)熱があると言った。

Auf Deutsch bitte!
1) Er sagt, er habe keine Zeit.
2) Sie hat uns erklärt, es sei gar nicht nötig gewesen.
3) Er hat behauptet, er kenne die Frau nicht.
4) Der Arzt hat mir gesagt, ich solle noch mehr Gemüse essen.

ALektion 24。接続法II式。
 接続法II式は、動詞の過去形をもとにして得られます(やや不規則な音の変化があります)。
 先ほども述べた通り、接続法の基本は「非現実の描写」です。従って接続法II式も基本的な用法は「伝聞」や「間接話法」です(特に、接続法I式では通常の現在形と形の区別がつかない場合などに有効です)が、この課では「仮定法」で用いられています;

    Weil Anna nicht krank ist, ......
    (実際に)アナは病気ではないので...
         ↓
    Wenn Anna nicht krank wäre, ......
    もし(仮に)アナが病気でなければ...[現在の出来事に対する仮定]
    Weil Anna nicht krank gewesen ist, ......
    (実際に)アナは病気ではなかったので...
         ↓
    Wenn Anna nicht krank gewesen wäre, ......
    もし(仮に)アナが病気でなかったならば...[過去の出来事に対する仮定]
 さらに、この「非現実話法」が結果として「婉曲、丁寧」をあらわすことにもつながるのです;
    Ich habe noch einen Kaffee.
    (実際に)私にはコーヒーがもう一杯ある
         ↓
    Ich hätte gern noch einen Kaffee.
    もし(仮に)私にコーヒーがもう一杯あれば
    →(よろしければ)もう一杯いただけますか
 教科書の会話では、次の箇所が接続法II式です;
    ............ werde ich jetzt gleich mitfliegen.
    一緒に飛んでいくつもりだ(実現可能)
         ↓
    Am liebsten würde ich jetzt gleich mitfliegen.
    一緒に飛んでいければいいのになあ(実現不可能)
    Es ist schön, dass ich eich gleich mitnehmen kann.
    あなたたちを連れて行けるのは嬉しいわ(実現可能)
         ↓
    Es wäre schön, wenn ich eich gleich mitnehmen könnte.
    あなたたちを連れて行ければ嬉しいのにね(実現不可能)
    Es ist nett, dass ihr Anna von mir grüßt.
    アナによろしく言ってくれるのはありがたい(直接的な要求)
         ↓
    Es wäre nett, dass ihr Anna von mir grüßtet.
    アナによろしく言ってくれたらありがたいんですけど(婉曲、丁寧)

Auf Deutsch bitte!
[前後を入れ替えてもよいが、語順に注意 ⇒ S.21]
1) Wenn ich noch mehr Geld hätte, würde ich ein Auto kaufen.
2) Wenn ich noch mehr Geld gehabt hätte, würde ich ein Auto gekauft haben.
3) Wenn du mitkommen könntest, wäre es schön.
4) Wenn Sie mir hülfen, wäre es mir sehr dankbar.
[ Wenn Sie mir helfen könnten, würde es mir sehr dankbar sein. なども可]


第13講(19.Dezember 2007)
Heute möchte ich Ihnen einen köstlichen Christstollen und einen spannenden Film(↓) anbieten.
Komm mit etwas zu trinken!


der Christstollen(量産型 ジュピター・シャレオ店とかで売ってます)

Fröhliche Weihnachten und ein Glückliches Neues Jahr!
Froue Weihnachdn und a Froos Neis Jōr!
¡Feliz Navidad y Próspero Año Nuevo!
Joyeux Noël et Bonne Année!
Noeliniz ve Yeni yılınız kutlu olsun!/Kurban Bayramınız kutlu olsun!
Поздравляю вас с рождеством/с Новым годом!
圣诞节乐!/新年好
Ĝojan Kristonaskon kaj feliĉan novjaron!
annum novum faustum felicem!

[上から 標準ドイツ語、バイエルン方言、スペイン語、フランス語、トルコ語、ロシア語、中国語、エスペラント、そしてラテン語]


第14講(09.Januar 2008)
 質問タイム(Sprechstunde)

注意!1月16日(水)は月曜日の授業です。


期末試験 Prüfung(23.Januar 2008)


過去の授業内容

(1998年度講義概要 はありません)

1999年度講義概要
2000年度講義概要
  2000年度期末試験
2001年度講義概要
  2001年度期末試験
2002年度講義概要
  2002年度期末試験
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2006年度講義概要
  2006年度期末試験