むかし丹波の大江山
鬼ども多くこもりいて
都に出ては人を食い
金や宝を盗みゆく
時は平安の世。
世を騒がす大江山の鬼の首領、酒天童子。
時の帝は、平安京最強の妖怪バスター源頼光に討伐の詔を下す。
頼光から協力の依頼を受けた妹紅がそこで見たものは

源頼光:源氏の棟梁。元々は普通の武士だったが、色々な対妖怪戦を経験するうちに対魔戦闘のノウハウを蓄え今では平安京最強の妖怪バスターと呼ばれる。

坂田金時:頼光四天王の一人。幼名を金太郎という。足柄山で熊と相撲をとっていた野生児で、スカウトされて四天王になる。怪力自慢でメインウェポンはまさかり。人語を解するクマーと共に頼光の下知の下、平安京の闇と戦う。

渡辺綱:頼光四天王の一人。いぶし銀な強さを持つ頼れる男。四天王では唯一、単独で鬼と戦った経験がある。

卜部季武:頼光四天王の一人。眼鏡をかけた知略派。

碓井貞光:頼光四天王の一人。Aチームで言えばフェイスマン。

源頼久:頼光の親戚。八葉の一人で天の青龍。故郷にいた時、鵺と戦い技量を磨いた。

クマー:坂田金時の乗り物兼従者。人語を喋る熊で二本足で立って歩くことが多い。語尾はクマー。戦闘になると槍を担いで戦う。

アクラム:この作品では鬼と『鬼の一族』は別な物として扱う。かって海を渡ってきた鬼の一族の首領。都の人と長い間対立しており、京の都に呪詛をかけるため京の守り神である四神の制御を奪った。布留倍院とはその利害が一致しているわけではないが、お互いの目的に干渉しあわないよう不戦条約を締結した

イクティダール:鬼の一族でアクラムの副官。隻眼の剣士。冷静で広い視野にたち客観性のある視点で物事を公平に見ることができる人物だが、その上で敢えてアクラムに仕えている。

橘友雅:八葉の一人で天の白虎。32歳。帝を守る左近衛府少将。女遊びが大好きだが、決して一人の女性と深く付き合おうとはしない。貴族であり、また武芸はおろか楽に政治にと何でも万能にこなすパーフェクトジオングのような人間だが、それだけに世の中に退屈している。最近は藤姫を手伝っている。

藤姫:龍神の神子を補佐する星の一族の末裔。左大臣藤原道長と星の一族だった女性の間に生まれた子供で、身分的には道長の娘である。母親を早くに亡くしているため、また、自分の使命の重さを認識しており、まだ十歳なのに大人びた振る舞いをしようとする。藤原の一族の妹紅とは知り合い。

酒天童子:大江山に住み着いた鬼たちの首領。酒と宴会が大好きである。

伊吹萃香:東方萃夢想ラスボス。萃まる夢、幻、そして百鬼夜行。鬼の娘。大江山の宴会部長。何よりも酒と宴会と仲間を大事にする。彼女が幹事を務める宴会はいずれも素晴らしい物であるため、宴会好きの鬼たちからは宴会部長を任されている。

花園中納言の女(むすめ):今回鬼にさらわれたとされる娘。父親思いのいい子である。

花園中納言:鬼の討伐を進言し、その功績でさらに権勢を広げようと企む黒幕。そのためには、自分の娘も道具として使うことも厭わない。