マメガラ

「マメガラクタ記」の略。節操も脈絡もなく衝動的に書かれることが多い。中途半端な長さと没個性的語り口が特徴であり持ち味。よく「管理人のつぶやき」などと題されるコーナーとほぼ同義と思われる。なんのことはない、単に「今日の一言」としてトップに載せるに値しない文の総称ではないかというのはうがった見方。

新レイアウト徐々に拡大中。ひとまず新居昭乃コーナーを一新。そして空見森の他のコンテンツを一旦撤去しました。改装済み次第再度UPします。

それにしても昔の文章は見るたびにことごとく手入れしたくなるので一向に作業がはかどりません。あまりの痛さに何もかも書き換えてしまいたくなる衝動をなんとか堪えつつちょいちょい手直し。でもまあ一応全てその時の自分の「書きたかったこと」なので、さすがに論旨にまでは手を加えないようにしてますが。ただ表現的にきついのは容赦しないけど。

というか今見たら『エデン』の感想、『鉱石』と思いっきりかぶってて脱力。

大変長らく放置していましたが、「空見森」の新レイアウトを作ってみました(現在TOPからのみ接続)。そして久方ぶりに更新。激しくCSS依存なので表示トラブル等あればぜひ苦情ください。特に問題なければ順次この方向で更新&改装します。本当はちょうどこの機会に完全リニューアルといきたかったのですが土台無理な話でした。まあのんびりと。

しかし初めてまともにCSSに取り組んでみたは良いけど、結局テーブルと大して変わらないデザインに落ち着くあたりに我ながらセンスの無さを痛感しつつ。とはいえ自由度はやはりこっちの方が断然高いのでこれからも可能な限り移行する予定です。というわけでこの欄も早速模様替えしてみたり。うう、地味だ。

 2/16  本末転倒

 か、かっこいいーっ。

 さて予想通りサイト改装が滞りまくっているので今さらながらblogを立ち上げてみました。私のように節操なく書き散らす人間にはカテゴリ分けできるのが大変有難くてなかなか重宝しそう。
 ひとまず現在は過去ログ格納庫状態です。体裁だけ取り繕ってみた。
 一応雑記関係はまだこちらに書くつもりなので引き続きよろしくお願いします。
 2/4  つい勢いで

 サイト改装、などとTOPで銘打ってしまいました。どうしよう。
 まあ私にできることといったらせいぜいがCSSひねくり回すくらいなので、根本的には今までとそれほど変わらないような気もするのですが、あまりに見るに耐えないコンテンツはこの際作り直すなり消すなりして整理していこうかなと考え中。ひとまず開設当時のレイアウトがそのまま残っているような所はもうさすがにどうにかしたいので一旦リンク外しました。もし何事もなかったようにある日突然復活してたら単純に挫折したものと思ってください。今のところそのくらいのゆるい決意です。
 というか一番変えたいのはTOPだったりする本音。案とかまだない。
 1/31  2時間中世の旅

 去年の今頃読んだ『タイムライン』のDVDをやっと観ました。原作があまりにも映画にして下さいと言わんばかりの作品だったので(つまり小説としてはやや物足りなかった)これでさらに映画も大外しだったらどうしようと思いましたが、幸いそうでもなく大体予想範囲。断じて傑作ではないけどまあこれはこれで。
 作り自体は典型的なジェットコースター系というか、もともと原作が中盤からかなりハイテンポな展開だったので、それをさらにぐいぐい縮めまくった感じ。やはり2時間にまとめようとしたらこうなるか。当然アレンジ点も非常に多いので主だったものを以下に列挙。


○現代シーンすっ飛ばし
 とにかく早く「転送」させたかったのか、主人公チームの人間模様、ITCの内部描写、設定の要となる量子テクノロジー等、もう切るわ切るわ。冒頭なんてほとんど予告編状態。原作派には不満も多いところでしょうが、アレンジの方向性としては間違ってないのでは。冒頭30分以内にストーリーが動き出さない映画なんて観る価値なし。2時間つきあわせたいのならこんな風に始めからどんどんひきずり込むべき。まあ量子論まで省いたのはちと勿体ないですが。映画だけ観たら単なるタイムマシン状態。

○中世シーンもすっ飛ばし
 ひたすら攻城戦のみ。物足りないといえば物足りないけど、あれでもいっぱいいっぱいなのがあまりに明らかだったので何も言えない。あと予算とか。

○クリスと教授が親子に
 のっけからそこまで変えるかと。理由は明白で、そうしないと過去に行く必然性が弱くなるから。これだけ描写をはしょっては教授のカリスマ性も何もあったもんじゃないし(というかこの人原作以上に使えなくて笑った)、肉親でもない限りこんなうさん臭い計画、誰も乗らんだろうと。

○レディクレアがアルノーの妹に
 この辺はとにかく分かりやすく整理されてる感じ。クレアは裏表のない人になってしまったものの、逆に存在感はほんのりUP。あとやっぱり少年に見せかけるのは無理でしたか。

○ゴードンが同行、そして死亡
 原作と180度扱いが変わった不憫な人。絶対ドニガーに厄介払いされたとしか思えない。当然ながら現地では微塵も役に立たず。

○フランソワが同行、そして死亡
 てか誰だお前。
 ・・・さすがに主人公チームで一人も死なないのは緊迫感に欠けると判断されたのか。あるいは通訳を真っ先に失うことで恐怖を煽りたかったのか。その割には大して影響なかったけど。大体イヤピースなしでも普通に会話できてたからなあ。

○クレイマーが敏腕女幹部からただの冴えないおっさんに
 しかも最後なんかあれでお亡くなりっぽいし。ドニガー破滅の理由付け?

○ド・ケアあっさり正体ばらす&ギイ・ド・マレガン登場せず
 まあここの謎解きは原作でも大して盛り上がらなかったので。

○帰還リミットが37時間から6時間に
 これはちょっといくらなんでも短すぎだろう。ほんとに救う気あるのか。
 ・・・と思ったら原作ではもともと2時間で戻る計算だった模様。無理無理無理。

○ド・ケア、普通に剣で倒される(マレクに)
 非常に勿体ない。せっかく原作には、追い詰められたクリスが
ギリシア火薬を浴びたド・ケアにとっさの機転で唾を吐きかけて焼き殺す、という超見せ場があったのに・・・。このシーンこそ映画でやらなくてどーする。わざわざカットした意味が分からない。別にマレクがやってもいいわけだし。

○それぞれ自ら歴史を作ったケイトとマレク
 タイム物の王道というか、いかにも藤子F氏的な演出ではありましたが、個人的には今回の映画化で一番良かったシーンがこの二つ。伏線もさりげなくて綺麗だったし、実は自分だったのかよ!というのはやっぱり盛り上がるなあと。てかその状況で喜ぶんじゃないマレクの人。



 こうしてみるとあまりにも違いすぎるのですが、まあ映画向き設定として考えれば概ね良かったのではと思ったり(そもそも原作自体があまり絶対視できないので)。
 しかしもともと原作でも地味だったクリスの主役ぶりですが、映画に関しては完全にマレクが持って行ってしまった模様。それでいいんだと思う。クリスの敗因は序盤でヘタレになりきれなかったことか。あとケイトはもっともっと壁をよじ登ってほしかった。あれだけではちと足りない。

 とりあえず総評としては、弓矢がやけによく当たる映画だなと。
 「予想できるお約束」と「深く考えない娯楽」が許せる方はぜひ。

 あ、あと音楽はある意味徹底してて好きでした。サントラ欲しくなった。
 ラストシーンの最後の十秒で流れる曲が凄いよ。
 1/30  よくある夢

 能力名:「出勤しない休日(スリーピング・ホリデイ)」
 系統:操作系、あるいは具現化系
 制約:残業時間に比例して発動(ただし手当が発生した場合は無効)
 誓約:責任とか放棄する

 みんな大変なんだ。
 1/29  そして巡り会う日々

 めでたく最終回。それにしても詰め込んでくれました。
 うーん、結局まあこう描かれると「みんな色々あったけど乗り越えたんだね、よかったね」くらいしか感想が出てこないのですが、こんなに明るく元気なデブリーズを久々に見てしまっては文句は言えません。というわけで一人一人締め。

 まずハチ。悟り効果ですっかり白ハチ仕様に。今までの各方面へのご迷惑及び我儘放題を考えれば、何を今さら、などと思う人の一人や二人いてもおかしくはないのですが、特に新たなトラブルもなく概ね暖かく迎えられている模様。基本的にこの人は皆に愛されてるんだなーと思った。天性の憎めなさ、なのか。あ、そうか、だから主人公なんだ。今気付いた。
 でこちらもすっかり丸くなったクレアさん。罰を受けることでようやく「社会の一員」になれた、というのも皮肉な話ですが、テマラとのことをちゃんと覚えていてくれたのでようやく一安心。どうやら憑き物落ちたぽい。
 対照的に未だ悟り切れないハキム。とりあえずノノは無敵属性なので撃てません。「国境」は確かに見えないけど、彼が「国」の下で生きてきたこともまた事実。気が済むまで彷徨ってほしいと思う。今のところ方向間違ってるけど。
 そしてエーデルさんはついに正社員に。思えばこの人も意外に細かく丁寧に描かれていたような。絶対スタッフのお気に入りだと思う。余談だがピンクのあれが膨らみまくった時にハチがタナベを自然に庇う姿がなんかいいなと。
 フィーさん。笑いすぎ。
 課長。そこは色んな意味で。
 ドルフ。ああ、久しぶりにやり手な貴方を見た。
 監督。何撮ってるんだ今度は。

 ……で、タナベ。
 ひとまず色々と大丈夫そうで何より。
 あのシーンの続きがクレア視点で語られるとは予想してなかったです。やっぱりあれ見てしまうとそうそう簡単に立ち直れるとも思えないんだけど(実際今回も彼女の口から「愛」の一言はとうとう出なかった)、その分逆に、今までの単純一途とは違う、落ち着いた雰囲気が出てきたのは人としての成熟の証なのか。じゃないと七年間も待てるはずないよなーと。……というかあのしりとりは実に周到な誘導作戦と解釈しますが文句ないか。あと「八郎太さん」は何だか長たらしいのでここはすっぱり「ハチ」で呼び捨て希望。さん付けはちとむず痒いし。

 まとめて振り返ると、一話完結物としては各エピソードの密度の高さが最後まで際立っていた反面、シリーズとしてはやはり後半のテロ部分があまりに容量不足だったと感じます。あれでみんな否応なく振り回されてしまった。もう二、三話あればまた違ったかも。あと肝心かなめのデブリを扱った主題が後半忘れられ気味だったのもちと残念。ここの軸はできれば終始固定させてほしかった。
 ともあれ最後は、ハチがちゃんと木星へ旅立ってくれてよかったなと思いました。前回のあの「宇宙はひとつ」宣言がもしかして地球ひきこもりフラグだったらどうしようとひそかに懸念していたので。やっぱりこの話は宇宙に出てなんぼだよ。
 さて次は原作かな。 
 1/24  だって緑

 なんと工夫のないことに現在私のIEのホームはYahoo! JAPANなのですが、最近時々出てくる「機動戦士ガンダム特集」のアムロのアップ顔が異様に怖くて起動するたびにスリリングな日々です。なんかこう、生理的に、駄目。
 思わず目をそらしても視界の端にうっすら見えてるだけで恐怖。耐え切れずにF5叩いてもう一度出てきたりしたらもう最悪。いや別に悪意とかないんですが(そもそもガンダム見たことがないので)。単に一枚絵として怖い。

 というわけで久々のこわツボノミネートの予感。
 まあ期間限定ぽいので載せませんけど。
 1/22  惑い人

 う、結局そっちでまとめるの? ……と思わず言いたくなってしまったプレ最終話。まあ次で終わりだし、これ以上風呂敷広げるわけにもいかないし、そこへ行き着いてしまうのは仕方がないのか。みんな繋がって宇宙、というのもよくわかるんだけど……やっぱりハチの悟りはちょっと唐突に見えてしまったなー。じゃあ他にどうしろと言われると如何ともし難いのですが。単純に描写分量の問題なのかも。
 ハキムを「殺さずに済んだ」と考えるのか「殺せなかった」と考えるのかは結局ハチの解釈一つなので(弾切れはあくまで一つの結果であり、「殺意を持った」という事実は決して消えないのだから)、この結果からそういう結論に至るということは、とりもなおさず彼がもともとそういう思想(宇宙はひとつ)を欲していた人間だったと解釈されます。もちろん人としてはその方が好ましいのは言うまでもなく。例え予定調和的であっても。ただし黒ハチとの決着は曖昧になったけど。これは次回か。
 そして一方タナベ。引っ張りに引っ張った挙句この結末。いやまったく最初の頃はこんな展開想像もしてませんでした。意思を貫いた代償は大きかった模様。車椅子よりも髪の短さが痛々しかった。今回はハチの覚醒効果もあってかいい感じに落ち着いておりましたが、果たして彼はタナベを救えるんだろうか。実はこの辺がかなり疑問。
 厳しい言い方になりますが、たまたま天運に助けられたおかげでなんとか自己完結できた彼と違って、タナベはすでに文字通りの地獄を見ています。「もともと殺す気満々だったのがたまたま殺さずに済んだ」彼と、「救おうと心から思っていた人を己の弱さに負けて殺しそうになり、しかもそれをもう一度自らの意思で踏みとどまった」タナベとでは、くぐってきた極限状態のレベルがあまりに違いすぎるような気がするのですが(描かれてないけどタナベもまた「殺さずに済んだ」側だった可能性もなくはない。だがこれはあまりに酷いし、この場合彼女は一生救われないと思うので一応その線はないものと考える)。このまま彼女だけが傷を負いつつ終わるのはやっぱり嫌なので(今まであんなに共感できないだなんだと言っておきながら)、次回はもう何でもいいからなんとかしてやってくれ、と願う次第。

 あ、ドルフ無事でよかたね。
 1/18  D

 「のだめ11巻、売れてる!」とメールが届きまして早速昨日買ってきました。こういう時に身内が本屋にいると助かる。
 というか恒例の帯はエリーゼだったわけですが、その人選はともかくとして、あの台詞は思いっきり展開ばらしだったんじゃなかろうか。でもオリバーなんて人すっかり忘れてたのでおかげで予備知識としては助かった。
 しかし今回はまたずいぶん白黒はっきり分かれたなあと。こうも極端になるとは。

 ** 以下ネタバレ感想(過去最長) **

 まず千秋。あっさりゴールいっこ決めてしまいました。決まり手はやはりジャンの自滅……と呼ぶにはあの場合ちと言い過ぎか。今回の判定は資質の差、というよりは姿勢の差、みたいなところが強く出た気がするので、一応彼もまだライバル役を維持できそうな気配なのが救い。というかこのまま消えたんじゃジャンが、というよりゆうこがもったいない。彩子さんが出られない今、この「対のだめ小姑」的存在はかなり貴重ですので。そう、のだめは同性に虐げられてこそ輝く。
 しかしヴィエラ先生もこれまたあっさり出てきましたな。私はてっきりラスボス的に引っ張るかと思ってたのですが(数年後、大成功を収めて晴れて堂々と会いに来た千秋を真っ向から全否定とか)。本人の台詞にもあったように、この様子だと特にどっちが勝っても大して頓着なかったぽく。まあ一応王道よろしく再会はお預けとなったものの、もしかするとそれもあまり緊迫した感じにはならないのかも。むしろ平和に「よく来たね、私の弟子……」「せ、先生……」そして千秋鼻水垂らして号泣とか。やばい、全然そっちのがいい。
 そして再登場といえばこの人。エロ指揮者ミルヒーこと世界の巨匠マエストロ・シュトレーゼマン。長いので以下巨匠。今回大活躍。
 正直、彼が芸者をバックに「負けたら破門」宣言した時点で千秋の勝利は確定したようなものでしたが(ギャグ的に、ではなくてあくまで巨匠の見る目は正しかった、という意味で)、まさかそのまますぐに拘束かけて(てか「砂漠のプロメテウス作戦」ってドイツ語でも語呂いいんだろうか)タッグ再開するとは。並みの買い方じゃないですな。風邪の描写といい、ちょっと本気で死期が近いんではないかと心配してしまいます。後継者……とまでは言わないにしろ、今のうちに若い才能に教えられるものは全て伝授しておく、とか。今回あまりに彼が格好良過ぎたことも合わせてその辺ちと不安。
 で、その巨匠にも見抜かれてしまったように、だんだんのだめ意識モードが加速しつつある千秋。しかもその意識を、のだめの「ピアニストとしての才能への愛着」とごっちゃ混ぜにしていることを見事に一刀両断されてしまったり。
 これって要は、彼が「そのへんをはっきり分け」て、その上でどっちも好きだ、ということを明確に意識し直せば簡単にすむ話なのですが、そのためにはまず「恋愛対象としてののだめ」の存在をはっきり認めなければならないわけで。いやまあしんどい作業だろうとは思う。
 しかしそこがずっとあやふやなために、のだめが千秋にくっついてピアノの練習も11日間さぼってコンクールに一緒に来たりしてしまうのもまた実情。結局巨匠もため息ついてるように、二人の関係は良くも悪くも日本にいた時と全く変わっていないのでした。つまり端的に言ってしまえば、今ののだめは千秋に縛られ過ぎて(彼との関係が形にならないので)いつまでたってもピアノに専念できない状態。現に今の状況では、のだめは千秋を見ている時間はまるまるピアノを弾けないのだから。裏を返せば、逆に関係性さえはっきりさせてしまえば、二人とも安心してそれぞれの道を邁進できる、と。そう考えるとこの巨匠の指摘は実に納得できるのです。おそらくはきっと彼も昔ミーナとの間で同じような思いをしたのでしょう(そして彼は最終的に恋愛を成就させない形をとった)。故に説得力も半端なし。
 ……とはいえ、そこはまあ簡単にくっつくわけがないのは目に見えているので、もうこの際こっちの方面はどんどんこじれていってくれればいいんですが。でないとのだめ猫とか新喜劇とか見れないし。
 そしてそののだめ。いよいよ本格的に見てて辛いです。過去最悪モードに入りつつある。前半はまだなんとか笑い取ってたのに。オクレール先生があの手のキャラであることはもともと明らかだったのでもうあそこは読む前からこりゃやばいなという感じでしたが、何故そこで超絶技巧を弾くか……。
 すでに閉鎖されたサイト様の文を引用するのもなんですが、この巻ののだめを見て、かつて「HUNTER×HUNTER」の感想サイト「戯言通信」に書かれていたキルア評「自己の立脚点を否定したうえに、まだそれに代わるものを見いだしていない為非常に不安定。例えば、自信家なのであるが、結局自分が自慢できるところは『暗殺技術』関連でしかないというところもその一面」を思い出しました。「楽しく弾いて何が悪い」と言いつつも(いわゆる「ピアノのお稽古」を頑なに拒みながらも)、ピアノ弾きとしての彼女の根底には常に、「自分は巧く弾ける」ことへの無意識の依存があったはず。楽譜を見ない、自分のペースでしか弾かない、それでも周りは誉めてくれる、それは自分が巧いから。もちろんそのこと自体は何も悪くないし、そういう音楽も世の中には数多くあるのですが、これから彼女が通おうとしているのはよりにもよってパリのコンセルヴァトワール。何か、遠い昔に、テクニックテクニック言われるのはもうたくさんだとかぼやいていた峰が、千秋に(のだめ経由で)実は自分が一番テクニックに気をとられていたことを見事に言い当てられて激しくへこんでいたのに近い感じ。乗り越える前に拒絶してしまったから、拠り所が極めてステレオタイプかつ限定的だったりする落とし穴。こういうのって意外と多いんですな。
 まあのだめの場合、その自分のスタイルを千秋にちゃんともう一度認め直してもらえば復活の兆しもなくはないのですが……最後の予告を見るにそれももはや断たれたぽい。うわあ、まだ落とす気か。悪いけど話的にはすごく楽しみ。ハリセンと違って絶対に自らは助言とかしなさそうなオクレール先生をここで持ってきたのは、つまりそういうことなのでしょう。のだめは自分で這い上がるしかない。千秋とか全然関係なく。レストランでの一件がはたしてその糸口となるか。
 あと新キャラは……そういえば何故か二人とも中国勢。孫Rui、いいですね。さしずめ清良枠ですか。今までいそうでいなかった無敵キャラ系。「千秋今日はわたしに逆らえない!」が好き。ユンロンはまあいつものダメ男パターンってことで(ほんと多いなこの手の軟弱キャラ)。単なるマザコンと思いきや並外れたおじいちゃん子であることも判明。ていうかアイヤーとか言わすな。しかもムキャーと並べて。
 1/13  愛

 参りました。
 ここまでやりますか。
 タナベだけは堕ちないと思ってた私が甘かったです。もう拍手でもしとくしかない。タイトルに完全に騙されました。世界の中心なんてこんなもの。

 ……とまああまりのインパクト映像にしばし動転しておりますが、要は主役組、どちらも仲良く「殺るor殺らない」の状況で寸止めなわけで。もちろん殺らないでしょう。二人とも。これで殺ったらお互いある意味最強だけど、話の方は確実にまとまらなくなるのでたぶんないかと。しかしそんなことより何より「寸止めまで行ってしまった事実」自体がその時点ですでに彼女の人格にとっては致命的なんだよなー。「先輩の愛は私じゃなかった」のくだりは時間の関係なのかちょっと唐突すぎる感じもしましたが、それだけに落差が半端じゃなかった。というか普通に怖かったよ。もう。そしてなんで延々あの音楽なんだ。つまりあれか、愛と狂気は心理表現的にはさほど変わらんということか。うん、そうかもしれない。やばい納得。
 しかし今回はとにかく救いようもなく全員ひたすら「無力」だったのがまた徹底してて凄かった。フィーさんもチェンシンも結局間に合わない。ゴローも指くわえて見てただけ。ドルフ抵抗ならず。ロックスミスはただの結果オーライ。コリンはまあ論外として。大気圏無視して人一人引き揚げたのはいつの話だったか。さあもうこの後はどうにでもなれ。黙って最後まで見るから。

 そしてついに出ましたよ、ハキムの楽しい数比べ!
 だからそういう発想をテロというのだよ。
 1/6  デブリの群れ

 気がつけば毎週更新になってしまっておりますが、展開が展開なので(そして初見なので)今日も書きます。プラネテス感想。
 まず思ったのは、去年の大晦日SPできっと増えたであろう新規ファンの人がいきなり見せられるのがこの話かよ、と。その容赦なさは買う。一応今回の1話だけ見ればとってもオーソドックスな宇宙ドンパチ物アニメなのですが、生憎すでに23話なので違和感ばりばり。面白くないわけじゃなくて、違和感。
 というか、当初はフィーさんの喫煙を妨害する為にのみ存在する組織かと思われていた某戦線がここまで出張ってきたのも意外だけど、それ以上にクレアがあっさりそっち側の人になってたことが唐突すぎて驚いた(今までの描写から見ても、ずっと堅気を演じていたハッキーと違って、明らかにこの人は根っからのテロリストではなかっただけに一層)。もちろん出自的にもハキムにその手の思想を植え付けられる危険性が十分あったのは確かだけど、少なくとも彼女はそこの一線を越えるほど愚かではないだろうと思っていたので。というかそもそもこんな愉快犯じみたしょうもない団体、もしハキムがいなかったらきっと加わってないんだろうし。なんか虐げられた人間は所詮ねじけた思想しか持てないのか、みたいな結論など出されてしまうとそれもまた嫌なので、来週ぶちかまされるであろうタナベの正論の叫びはどうかほどほどにしてほしいなあ、とかこっそり思ったり。ちなみに問題のショッキングシーンに関しては、撃たれたのは足ぽいのでたぶん死んでないと推測。
 あとハチもなんだか何のためにハキムを殺したいのだか今ひとつ読めないです。今の彼なら周りの誰が殺られても二の次にしちまいそうだし。もし殺すのなら「俺の船に何すんだ」でも何でもいいから理由をはっきり明示すべき。そうでないと本格的に話の中での立ち位置がきつくなるから。少なくとも今は流れのままにテロリストの土俵で相撲取ってるようにしか見えない。ここまでわざわざ何話も割いて内面描いたからには、やはり彼にはそれに値する人物であってほしいと願う次第です。黒いのはいいけど浅いのは勘弁。
 ドルフさんは……死ぬのも死なないのもありかな。絶対余計な抵抗とかしそうで心配。
 いずれにせよもうこうなってしまうと物語的に後戻りできないのは明らかなので、以前のような面白さはここから先は期待しません。あとはただどんな風にまとめる(まとまった)のか……それのみ一点集中で。期待度は変わらず。
 1/1  明けまして

 今回の年末年始ダイジェスト。

 プラネテス → プラネテス → ミルコ → ヒョードルヒョードル → ボレロで年越し → まったり中村紘子 → 長万部町のW結婚式 → 巨大ダルマ → レギュラー

 一応こんな感じでした。マツケンは見れなかった。

 プラネテスは紅白の真裏にぶつけた意気を買って一度もチャンネル替えずにどっぷり見ました。第一話が初見だったので良かった。ただスタッフの方達がみんな浮世離れしてたのは多少気になった。
 ヒョードルヒョードルは我ながら見事なチャンネルさばきだったと自負。頂上決戦の一瞬の隙をついてピンポイントで鑑賞。
 そして恒例のシルベスタ。今回のボレロはかなり凄かったのでは。あのシビアな終わり方でしっかりどんぴしゃだったし。バレエはちょっとよく分からなかったけど。
 ダルマに関しては、とりあえず何故毎年牧瀬里穂がレギュラーなのかそれだけ知りたい。ナイナイ畑なら他にいくらでもいるのに。
 あるあるはあの始める前の手もみの動作が一段と面白くなってきたと思う。大丈夫まだまだいける。いけるよ。

 というわけで今年も脈絡なく参ります。

  

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